【長野市】築50年の断熱リノベーションから10年・シロアリ防蟻剤の再注入
築50年の家を高気密・高断熱住宅へと断熱リノベーションしてから10年、タームガードシステムの二度目のシロアリ防蟻剤再注入をおこなうために長野市K様邸にお伺いしました。
「ついこの間、シロアリの薬を入れてもらったばかりな気がするけど、もう5年も前の話なんだね。あっという間ですね。」と、笑顔で迎えてくださいました。
下の写真は、10年前断熱リノベーション後に撮影した写真です。
あれから10年、植えらた木々も大きく成長し、夏の日差しを遮る木陰をつくってくれていました。
タームガードシステム
シロアリ防蟻剤再注入
→決められた濃度になるまで、薬剤を水で希釈しています。
「今回のお宅は、水で希釈した200リットルの薬剤を4回に分けて注入していきます。」と、丁寧に説明をしながら、準備を含めて1時間ほどで作業は終了しました。
弊社の造る「タイガハウス」は地中熱を活用するため、床下も室内と考えます。ですから、どんな薬剤であっても人の健康を考えたとき、家の中や床下には散布したくありません。
また外張り断熱工法のため基礎外周部すべてに断熱材を貼りますが、ここからシロアリが侵入する可能性が大きいのです。そのため、基礎の外周部からシロアリ防除をする必要があり、タームガードシステムを採用しています。
これにより、基礎から小屋裏まで隙間なく断熱材で覆われた、高気密・高断熱住宅が完成します。
このように外からのシロアリ薬剤注入は、お施主様自身の目でも確認できるので安心いただけると思います。
→10年前に設置した注入口ボックスを開けて、薬剤を注入していきます。
→10年前の工事中の様子。基礎の下端付近にタームガードシステムのパイプが設置されています。
少し見えずらいですが、等間隔で小さな穴が開いてるのがお分かりですか?
この穴から、薬剤が少しずつ出て基礎外周部の土壌へと吸着され土の中でゼリー状に固まるのです。
これで雨が降っても流される心配はありません。
シロアリは目が無いため、お互いに体をこすり合わせる習性があります。小さな体に付着した薬が住まいまで運ばれ、やがてコロニー全体に感染し全滅となります。タームガードシステムとは、シロアリの習性を上手く利用したものです。
薬剤の再注入後5年間が保証期間となり、保証期間中にシロアリ被害が発生した場合は無償で駆除してもらうことができます。また、シロアリにより建物が損害にあった場合は、500万円を限度として修復のための費用が支払われます。これで、万が一の時も安心ですね。
春から夏にかけての被害報告が多いんですけれど、実はシロアリは一年中活動しているんですよ。
普段、私たちの目に見えないところにいて、新しい巣をつくるために羽アリになって飛び立つと私たちが気づくので、その時は皆さん慌ててしまうんですけどね。(ピコイさんより)
基礎のコンクリートに上の写真のような「蟻道」を見つけたり、「最近、家でよく羽アリを見るな。」と思ったら、お早めにご連絡ください。
「我が家をシロアリから守るために、私にもできる簡単な方法」
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