築40年の断熱リノベ見学会、ご来場ありがとうございました。
12月11日(土)の体感会が終了致しました。
今回ご参加のお客様は、インスタグラムの投稿をきっかけに体感会にお越し頂きました。
木の家のあたたかな雰囲気や香りが、とてもお好きだということでした。
まず室内をご覧頂きながら、スリッパを脱いで実際に足裏に杉無垢材の床を感じてみたり、無暖房の2階を体感して頂くなどしました。
杉の無垢材は、空気を多く含み柔らかいという特徴があります。そのため傷がつきやすいという面もありますが、その柔らかさは実際に住む人の足腰には、とてもやさしいのです。真冬に裸足で歩いても、ヒヤッとせず、梅雨の時期でもべたつかず、さらっとした心地よさです。
「この床にごろんと横になってみたいわ。」、「冬は、ここにこたつを置いてもいいよね。」と、将来の生活を想像しながら見学していました。
「実はこの家、築40年の家をリノベーションした家なんです。」と伝えると、とても驚いていました。
それくらい、わからないものなのです。
例えば2階の和室を、よ~く見てみると以前の部材がそのまま使用されているのがわかります。
➜敷居も以前のまま
すべて新しい方がいい!という人は多いと思いますが、個人的にはすべて新しくしてしまうよりも、使い込まれた木の落ち着いた色合いや、長い時間をかけて少しずつできた細かなキズも「味があっていいな。」と感じます。
今回の体感会の前は、主に新築を考えていたお客様でしたが見学後には「リノベーションも検討してみようと思います。」と言って、笑顔でお帰りになられました。
中古住宅のリノベーションは、「安全面が心配」「人が長く住んでいたところは、ちょっと・・・。」と敬遠されがちですが、一度ご覧頂くと、だいぶ印象が変わるかもしれません。
新年最初の見学会もただいま計画しております。(12/20にお知らせします。)
中古住宅・既存住宅のリノベーションを、皆さんの家づくりの選択肢の一つに入れてみませんか?