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2022.02.22

2月・地中熱住宅体感会より

築40年・建て替えたくない人の断熱リノベ体感&相談会より

特別冷えるし、雪も多いこの冬です。体感会に訪れる方は室内でのヒートショックの心配や、来年もこの寒さには耐えられない、そんな方々の切実な思いをお聞きすることになりました。

二日では対応しきれず、翌日(月)にもご対応させて頂きました。今年は2月に入ってから好天が続き、もう春になるのかと思っていたのですが、寒さも衰えません。

一般的に二階の使用しない部屋や押し入れの中までは、なかなか暖かくはならず、今回のご相談者さんも内窓を設置し安心していたら、着物にカビが生えてきていたのを何年も知らずに過ごしていたようです。

《我が家の図面をもとにご相談》

建物は気密性を高めると、行き場を失った水分が室内に溜まっていきます。水分は大切な衣類や普段使用していない布団などに蓄積されます。見える場所は乾かせばいいのですが、建物の壁内部の構造材や断熱材(グラスウール)にも、しっかり蓄積され家を傷めることになります。水分を含んだグラスウールは重くなり下に下がって行き、壁内部に断熱材のない箇所が出てきます。そのため家は寒くなります。水分を含んだ構造材も次第に傷んでいきます。毎年その繰り返しになります。

気密性の高い家に限らず換気・通気が不足すると温度の低い場所に水分が潜むことになります。このように家と人の健康には、換気・通気がとても大切になります。

《水分の逃げ場を失った壁内部のカビ》

今回の体感会ばかりでなく寒さの厳しい季節には、「我が家を何とか暖かくしたい」と切実な思いで、皆様お出で下さっているようですが、対応者も今のところ同じ悩みを抱えているので、みんなで思わず笑ってしまいました。

築40年の家の断熱リノベが、どのように変わって、どのような感じなのか皆様ご自身で感じてお帰り頂きました。
はじめ皆さん緊張されてお見えになりますが、お帰りはどなたも笑顔です。
家が暖かいと人は自然に笑顔になるのでしょうか、見学会で皆様をお見送りするたびにいつも感じます。
雪の中、本当にお疲れさまでした。