9月の末頃になりますが、長野県地方紙・信濃毎日新聞社より「断熱改修」というテーマで取材を受けました。
脱炭素社会に向けた取り組みとして「断熱改修」を行っている長野県内の事業者を対象にした取材です。
10年ほど前にも2回取材を受けたのですが、その時は地中熱を活用した住宅でした。県内の地中熱活用住宅の施工方法と施工業者などを紹介したものでした。
その当時は、エコ住宅という言葉さえ聞きなれないものでしたが、あれから10年が経過して今回は「新築の地中熱活用住宅」ではなく、「断熱改修市場・・」と、メディアの目も変化してきています。
世の中の意識や人々の気持ちに、少しずつ変化が起きてきているのでしょうか?
ご存じとは思いますが、今建設業界は木材や断熱材、鉄筋など家づくりに重要な資材の高騰が続いています。
木材に関しては、昨年比50%以上の値上がりが伝えられています。そんなことを踏まえると、建て替えを検討している方は今のお住まいを上手に改修(リノベーション)する。新築を希望していても、気に入った居抜き物件があればこれを購入し、改修するという選択肢もあるかと思います。「長期優良住宅化リフォーム」として、国からの補助金最大300万円の活用も可能になります。
この補助金に関しては、応募期間や取り決め事も多いのですが、資材の高騰は今後も続くと思われますので、来年度に向けて考えておくのも一つの方法かと思います。来年度このような補助金が必ずある、とは断言できませんが、何らかの補助金を活用できると思います。
お施主様だけでなく私たちも資材関係者もともに協力し、その先の笑顔のために知恵を出し合っていきたいと思っています。
#地中熱活用断熱改修(リノベーション) #無垢材とシラスで建てる家