6月14日(木) 松本まで、シラス壁の勉強に行ってきました。
過去にも勉強会は開催されていたのですが、私が知っている限り一番近い
会場だったので参加してきました。
高千穂シラス㈱のシラスは当社モデルハウス「地中熱と太陽光に家」にも、
ふんだんに使用してあります。
まず、建物の外壁は一部を除いて、すべてそとん壁、玄関、居間、和室、廊下の壁
は中霧島壁と、かなり広範囲に使用しています。
ご覧になったみなさまは必ず、「珪藻土ですか?」 とおっしゃいます。
「いいえ、シラス壁なんですよ!」 と決まって答えています。
その時の私の顔は・・ドヤ顔をしているんでしょうね。(おはずかしい!!)
このシラス(白砂、白洲)とは、2万5千年前の火砕流の堆積したもので、サラサラと
した砂のような粒子のため、粉砕しなくても簡単に採取できるようです。
火山の噴火により、舞い降りてくる火山灰とは違います。
写真のお宅は、昨年新築したM様邸ですが、外壁は、スーパーシラスそとん壁、
建物内は、中霧島壁です。
- 100%自然素材なのに完全防水。シラスの特性を活かした二層構造で雨水の浸入をシャットアウト!!
- 厳しい自然環境にも劣化しない高耐久性。退色・劣化がないから、塗替えや張替えなどのメンテナンスは不要です。(高千穂㈱より)
夏場は、朝の涼しいうちに、南側の壁面にたっぷり散水してあげて下さい。
シラス壁が水分を吸収して(ふつうの壁は水が流れ落ちる)、壁面温度の上昇を抑えます。
また、冬は冷たい外気温の伝導を抑える効果を発揮します。
室内壁は、薩摩中霧島壁です。
CO2、VOC物質も吸着し、再放出しません。
シックハウスへの不安もまったくありません。
化学物質ゼロの安心感、アトピーや喘息過敏症でお悩みの方にも安心です。
また、調湿機能、消臭機能にすぐれています。
本当かな・・?と、いうことで当社モデルハウス(伝導型地中熱住宅・開発元の玉川社長も交えて)
焼き肉をやってみることにしました。
しかし、あくまで実験なのですが・・・みんな食べることに夢中で、
誰一人写真を撮る人がいなかったのです。
なので・・・
残念ながら映像でお見せすることはできず、すみません。
部屋の換気扇は、つけました。
3月なので、勿論窓は開いていません。
焼き肉は、柔らかくてとろけるようでした。
いいお肉は、沢山食べられないものですね!
食後、30分・・・まだ匂いの中です。
1時間後・・・ずい分臭いが抜けましたが、まだ匂います。
外から入ってくると少し肉の匂いがします。
後片付けをして、帰る頃はほとんど匂わなくなりました。
翌日、全く匂いませんでした。
ふつうは、カーテンなどに匂いが染みついているものなんですが・・。
長々でしたが、部屋に匂いがこもらないのは確かです。
いいとこだらけ、のシラス壁にも欠点はあります。
- 作業の折、乾きが早いので職人さん泣かせ。(腕の良い左官屋さんが必要)
- 価格が高い。
- CO2を吸収するので、観葉植物、切り花のもちが悪い。
でも、当社のお客様はこのシラス壁が皆さん大好きなんですよ!
一度、「地中熱と太陽光の家」に遊びにおいでになりませんか?
シラス壁のさわやかな空気がお待ちしていますので・・。