「長期優良住宅化リフォーム」・地中熱を利用したあったかい家への断熱改修工事の基礎工事が終わりました。 書類申請で思った以上に時間がかかり、BELS(ベルス)星★五つランクの承認を受けのちに長野市に「長期優良住宅(増築・改築)の認定申請」を提出しその後工事が始まる関係で、基礎工事等を進めることが出来ず基礎工事が遅れてしまいました。(国からの補助金を受ける必須事項です) 工事のローテンションが狂うと、その後の工事にずれ込んできて調整するのに時間がかかります。工事が一時中断してしまうので、お施主様にもご心配とご迷惑をお掛けしてしまいます。どのように段取りをつけるのが一番いいのか考え悩んでいましたが、現況をそのままお話するしかありません。遅れた理由をお施主様にご説明させて頂きますと、快くご理解頂きまして感謝するばかりです。 基礎屋さんをはじめとしてどの職種でも、この時期本当に忙しいようで一度予定を外すと次は明日から、というわけにはいかなくなってしまうが一番辛いところです。 猛暑の中、基礎工事も無事終了いたしました。既存の布基礎を補強し防湿コンクリートの工事です。地熱を活用するには床下を蓄熱用の防湿コンクリートにする必要があります。この工事により地中の熱及び冷熱を床下に蓄積することが可能になります。(ここまでは一般的な住宅の基礎施工と変わりません) リフォームの場合のコンクリート打設は、屋根の下での作業ですのでコンクリートの固まり状況においては非常にベストでした。 炎天下でのコンクリート打設になると、暑さで一気にコンクリートの表面が乾いてひび割れの原因になってしまう場合があるので、基礎の表面に静かに水を張ってコンクリートの表面が一気に乾くのを防いでやる、というような養生が必要になってきます。 この夏のように、とくべつの暑さの中では作業する人も大変ですが、コンクリートも仕上がりや強度の点で細心の注意が必要になります。 ですから特別暑い炎天下でのコンクリート打設は、できれば避けた方が賢明かと思います。 《基礎の外断熱工事及び敷設断熱工事終了》 基礎外部の立ち上がり部分に防蟻用の断熱材を貼り付け、断熱材の劣化防止とシロアリ被害から守るためのモルタルを塗ります。 敷設断熱材の下には、シロアリ防御(タームガードシステム)用の配管が施工されています。 既存土壁は自然の断熱材としてそのまま活用します。 その後、通気を取りながら建物全体~屋根(小屋裏)まで外断熱工事に入ります。 写真のように、基礎外周部を埋め戻して基礎工事が終了していきます。
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