築30年以上の我が家、鉄筋コンクリート造りです。
タイルの浴室は今も、
一分の狂いも目地が浮いてくることもなく
当時のタイル工事屋さんの腕と心意気感がじられます。
その浴室の風呂釜と給湯管がいよいよ
危うくなってきました。
何年も前から給湯管が傷んでいたのは
わかっていたのですが、
ついつい自分の家の 工事は後回し、
お客様の方が先です、、
になってしまっていたのです。
しばらく留守にしていると、
初めに出てくるお湯が紅茶です。
ガマンしていたのですが、
もう我慢も限界。
時期的にも今が絶好の季節かな。
風呂釜は、
新築当初浴槽いっぱいに張ったお湯を
全て空焚きにしてしまっています。
浴室から、
もあもあ~ものすごい煙が出ていたのに・・・・
ドンドンという地響きがしたいたのに・・・
どこかで、お祭りの太鼓がなっている・・
くらいにしか思わなかった本当にバカな私。
子供をお風呂に入れようとして、
ものすごいことになっている浴室を発見!!
30年以上も前のでき事です。
私もまだうら若きママの時代。
(この時旦那は出張で留守)
私のとった行動は、
1)慌てふためいてボイラーを止めた。
2)そこでハタと考えた・・。
今更どうしようもない現実。
ものすごくあっつくなっている浴槽に、
いきなり水を入れたら・・どうなる?
すぐ、浴室の窓を両方開け、
換気扇を回す。。。
冷めるまで待つ。。。
この対応、
自分の頭を撫でてやりたいくらい、賢い!
(自画自賛)
お蔭で浴槽は何とか無事に済みました。
ただ、風呂の栓は炭化一歩手前、
字が書ける感じでしたね。
出張から帰った我が旦那、
「火事にならなくてよかった、
よく水を入れなかったな!」 と、
今で言う神対応でした。
母から怒られてばかりで育った私は、
絶対怒られると思っていたので
すごく嬉しかったです。
色々と思い出のあるお風呂ですが、
浴槽とタイルのつなぎ目のコーキングに
黒カビが出て とれないのです。
天井にも黒カビが居座ってます。
冬は寒いし、
やっぱり潮時かな・・
改修工事を決心する。
が・・ 問題はコンクリートを斫らなければならず、
その雑音と家中に降る埃のことを 思うと、
完全に気持ちがおも~い・・のです。
・・・つづく・・・