４月２２日（月）・このところ肌寒い日が続いており、群馬から軽井沢までの碓氷峠越えは霧の中。すれ違う車はぼんやりとして恐怖さえ感じます。

千葉に出張した帰り、軽井沢の現場に寄る途中のこと。旧道の碓氷峠は本当に久しぶりですが、今日これほどの霧が出迎えてくれるとは思いもしませんでした。関東方面では桜はすでに終わり若葉が茂っていましたが、現場までくるとまだまだ桜も見頃です。

軽井沢長倉の現場では工事も最終段階を迎え、今週末にはお引き渡しとなります。この家はリノベーション済みのきれいな建物を購入したのです。普通ならそのまま暮らしていけるはずですが、築45年の家ですので、断熱・気密、基礎にはかなりな不安がありました。今回はその不安を取り除くための工事であり、「長期優良住宅化リフォーム」となります。この工事は最終的に国から２５０万円の補助金が支給される予定です。現場では足場も外れ、電気・水道設備関係、土間コン打ちの基礎屋さんで、車の置き場がないほどです。

外壁は高千穂シラスそとん壁を塗りました。シラスとは南九州産の天然のマグマセラミックで、１００％自然素材です。雨や熱に強く、メンテナンスフリーとされています。風合いが良く外壁塗り替えがないのがお薦めする一番の理由です。天然色ですので熱や光による色あせがないのもお施主様にとっては嬉しいことだと思います。

ハウスクリーニングも２５日に入り、お引き渡しできそうです。杉の無垢床には、この後ミツロウを塗っていきます。

 
ご近所に森の番人を見つけました。

４月２７日（土）１０時より、工事中ご迷惑をおかけした皆様に、完成お披露目をさせていただきたいと思います。
一日限りですが、どなたでもお出でいただけますので是非お出かけください。お待ちしております。