軽井沢の長期優良住宅化リフォーム工事|現場より
頬がピリッとするほど冷たい風の吹く軽井沢ですが、外断熱と小屋裏の吹き付けウレタンの効果で室内は寒くなく、職人さんたちも上着を脱いで作業を進めています。
大工さんが黙々と天井ボードを張っている上(屋根の上)では、解体屋さん達によって二階の屋根が次々と取り壊されていきます。
散歩中のご近所さんから「屋根を先に壊しちゃって、雨とか大丈夫?」と、ご心配いただきましたが、安心してください。二階部分の屋根を解体する時点では、ちゃんと一階部分の屋根できている状態なので、雨や雪の心配はありません。
〈一階部分の屋根・施工中〉
こうして見ると、家の中にもう一軒の屋根があるみたいで不思議な光景です。
そのことをお伝えすると、「面白いですね~。出来上がるのが楽しみです。頑張ってくださいね。」と、応援の言葉をいただきました。ご近所の方が、工事の様子やタイガハウスに興味を持ってくださるのはとても嬉しいです。完成の際にはお披露目をしたいと思いますので是非お越しください。お待ちしております。
古材の再利用
先日、材木店の製材所に於いて既存住宅から取外した欅(ケヤキ)の大黒柱の加工をしてきました。
〈取り外されるケヤキの大黒柱〉
解体時に取り外された欅(ケヤキ)の大黒柱は、抜くのも外に運び出すのもかなり重く一苦労でした。この大黒柱を処分するのは忍びがたく玄関の上がり框に残すことになりました。
長い年月の間に捻じれていたり傷ついたりと、用材となって40年以上経過しても木は尚生きており、強い生命力を感じます。
この癖の強い欅の「どの部分を使うのが一番よいか、使って欲しいのか…」欅と相談しながら加工していきます。
大きな欅の大黒柱からたった一本の上がり框しか取れないのは、なんとももったいないようですが、薄物にすると暴れる、とのことで頭で考えるような訳にはいかないようです。
私たちが手掛ける既存住宅断熱改修には、このような大黒柱や階段に太くて硬い材木が使われている場合が多いです。また、飾り欄間や細工障子など今では細工職人さんも少なく、できるだけ再利用していきたいと思います。多分どこの工務店も同じにように考えていると思われます。みんなで良いと思われるものを再利用して残していくことは物づくりの基本であり、資源の無駄を省くことになりますよね。
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