久しぶりに抜けるような青空。風もなく外気は6度となっていますが、体に感じる温かさはもっとずっと温かく感じます。
今まで、「長期優良住宅化リフォーム」がほとんどだったので、地鎮祭を行うのは一年ぶりです。
こんなに快晴で温かい日に地鎮祭を執り行うことができるとは、うれしいことです。とにかく最近の冷え具合は特別で、天気が良くても冷え込みの厳しさには参ってしまう毎日でしたので、今日は本当にありがたい温かさです。
遠く雪のいいずな山を望みながら、宮司さんの祝詞は天井知らずの青空に吸い込まれ、実をいうと、よく聞き取れませんでしたが、
多分神様のところには届いたのではないかと思います。
地鎮祭とは家を建てる前の土地に、「神様これからこの土地を使わせていただきます。」と、お祈りをして工事の安全を祈る式典とでもいうのでしょうか。
祭壇には、海のもの・里のものを取り寄せ、お米・お清めの塩、清酒、など祭壇にお供えし、神主さんに神様をお迎えしていただきます。
そして施主様により土地の草が刈られ、土地をおこす儀式が執り行われます。
本日は祭壇のそばに砂を盛り、竹の枝をさし、草刈り用の鎌でエイ!エイ!エイ!と疑似草刈りです。
続いて鍬で同じように土を耕します。
平面図がここから立ち上がり、すこしづつ形になっていく初めの瞬間かもしれません。
お施主様の最初の作業が終了しました。
儀式も滞りなく終わり、お昼はこのボリュームです。横綱盛のそばらしいですよ。
これがさっきの地鎮祭の「砂の山」ほどに高々と盛ってあり、お昼に再度地鎮祭をしたような気分です。
そば好きな私も「おいしい」と思いましたし、お値段もこのボリュームでこんな時代に納得以上の価格。 これからこの大盛横綱そばをいただきたくなったら、「地鎮祭する?」なんて、合言葉になりそうです。(笑)
さて、まんぷくになったところで、
午後からは丁張を行い、建物の中心を出し翌日は根切りとなります。
このところの好天気に救われています。