築58年の家の断熱リノベ|完成後のお客様の声
約半年にわたる築58年の家の断熱リノベーション工事が完成しました。
プロによる写真撮影と並行して、お施主様ご自身に杉無垢床に蜜ロウワックス塗りを行って頂きました。このワックスは自然素材なので温度により固さが変わります。今回のような真冬の寒さの中では、ワックスは固くスポンジになじんできません。
仕方なくスプーンで削り取りながらの作業となりました。蜜ロウ塗りにはコツがあり、スポンジに含ませチビチビ縫って行き、追いかけて乾いた布で油を拭き取って行きます。
<完成写真撮影中>
広いお宅ですので、蜜蝋ワックスを1階から2階へと塗っていくのは、かなり大変な作業だったと思います。
「私こっち塗るから、お父さんは、そっちよろしく~。」とご夫婦で声を掛け合いながら協力して塗っていらっしゃいました。
<スポンジで丁寧にワックスを塗るY様ご夫婦>
白っぽい色の杉床に蜜ロウワックスを塗ると、色がぐっと濃くなり木目がはっきり見えてきます。
これから、太陽の光を浴びたり生活する中で白い杉の床が少しづつ変化し、無垢材ならではの色の変化を楽しめると思います。自然素材の一番うれしいところは「やがてこうなるだろう…な!」という、お楽しみが待っていることです。
お引渡ししてから数日後、奥様にお話をお伺いすることができました。
奥様:「住んでみて思ったのは、シラス壁は左官屋さんが塗ったあの感じがとても素敵だなって。リビングのシラス壁もいいけれど、特に狭いところ、例えばトイレや玄関とか、視線が壁と近い所に使って良かったなと思いました。」
暮らしてみて初めてわかる発見が色々とあったようです。
私たちも、今後の参考になるようなお話をたくさんお聞きすることができました。ありがとうございました。
<近くで見たシラス壁の風合い>
暮らしてみて一番の変化は、家中どの部屋にいてもほとんど温度が変わらないこと。寒さを感じなくなったことだとおっしゃっていました。
「おばあちゃんが、寒い寒いって言わなくなったんですよ。日が入ってくる時間帯は、動くと暑いくらいで思わず暖房を切りました!」
「決めることも多くて大変だったけど、終わってみると、本当にリノベーションして良かったなって思います。ありがとうございました。」
と、笑顔でお話くださいました。
いきなり寒波に見舞われる中、部屋の中では薄着で過ごすことができるなんて、自分の家と比べるとホントうらやましいです。(私もいつかこんな家に住みたいと思っています)
<何度も納得のいくまで、打ち合わせを重ねた半年間>
見た目も、体感も全て改善された我が家の断熱リノベーション。
「最後は自分たちの手で完成させた!」と、ワックス掛けの話など娘さんたちに自慢しながら、新年をゆっくりお祝下さい。
くる年が良い年でありますように…。
築58年の断熱リノベーション事例
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