「耐震改修工事」が長野市内で始まり、内部の作業が進められています。
→押し入れ内に床下点検口をつくる大工さん
現在長野市では、大規模な地震災害から市民を守るための取り組みとして木造住宅の耐震診断を無料でおこなっています。
このお宅も耐震面に不安があり、耐震診断を受けられました。
工事の時期にもよりますが、【既存住宅の耐震改修工事補助金】という耐震改修工事をおこなう場合に活用できる、県の補助金もあります。
今回耐震補強工事をおこなうにあたり、「冬の寒さ対策なども、あわせてできたらお願いしたい」と、いうことで玄関ドアの交換などもおこないました。
→ドアの交換のため、寸法を確認中
写真の玄関ドアは、欄間がありガラスがはめ込まれているタイプの引き違いドアです。
「昼に電気をつけなくても廊下が明るいのはいいけど、とにかく寒くて…。」と悩まれておりました。
昭和後半くらいに建てられた住宅でよく見かける玄関ドアは、デザインなどがおしゃれなものが多く個人的にはとても好きなのですが、シングルガラスが使われていることや隙間が多いことにより、冷気が侵入しやすいという点が、短所でもあります。
最近のドアは、本体に断熱材が入っているため冷気の侵入が抑えられ、また遮音の効果もあるので、交通量の多い道路に面しているお宅では、今までよりは車の音が気にならなくなるかもしれません。
この頃随分日が短くなり、夕方5時というと真っ暗です。早めに外周りを片付けて、残りの時間は電気をつけながらの作業になります。早く日が伸びてくれるとありがたいです。