長野市|リフォーム工事、完成に向けて
長野市の山あいにある住宅で、リフォーム工事が進められています。
標高が高い場所での真冬の工事でしたので、積雪による影響も心配されましたが、おおよそ予定通りリフォーム工事は進んでおります。
〈現場へ向かう途中の景色・11月下旬〉
関東から長野に移住するため、自然豊かな山あいに中古住宅を購入されたS様。
「元の持ち主の方の思い入れを感じるところが、気に入っています。」と工事前に、お話しを伺いました。
立派な床の間や、組子細工が施された障子や欄間、北アルプスの山々が一望できる方角に設けられた窓など、あちらこちらに当時住まわれていた方のこだわりが見られるお宅です。
家への想いは、これから新たな家族によって大切に受け継がれていきます。
住宅点検をおこない、お客様と打合せを重ねた結果、経年の劣化がある箇所、主にキッチンや洗面所・浴室・トイレなどの水回りを中心に、リフォームすることとなりました。
〈解体作業中〉
〈天井の解体後、あらわになった梁〉
〈大工さんと今後の作業の打ち合わせ中〉
〈改修前:昔ながらのタイル張りの浴室〉
浴室まわりの土台や柱は湿気による腐食が進んでいたため、入れ替えをおこないました。
築年数の経った家のタイル張りの浴室は解体時にこのような、木部の腐食が見られる確率が高いです。
今回は、床下全体に吸湿性・脱臭性に優れた床下調湿材を敷いていきます。
アルミサッシから樹脂サッシへと変更して断熱材の施工が一通り済むと、大工さんもやっとホッとできる室温になりました。
1月の信州山奥の気温は、ここで生まれ育った者にとっても厳しいものがあります。
こんな感じの凍てつく寒さのことを、信州の人は「しみる」という方言で表現します。
新しいシステムキッチンやユニットバスの設置も完了し、いよいよ大工仕事も大詰めです。
今週からは、内装屋さん・塗装屋さん・電気屋さん・設備屋さん・・・
多くの職人さんが入れ替わりで、仕上げ作業を進めていきます。
また、こちらで現場の様子をご紹介します。
自然豊かな山あいの家のリフォーム|完成
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