地中熱活用の「長期優良住宅」が完成しました。
昨年の夏から本格的に始まった地中熱活用住宅ですが、2月にお引き渡しが完了しました。
この間台風19号の影響を受け、ご迷惑をお掛けしご心配も頂きました。
お預かりしていた大切な品々も被害を受け、お返しすることができない状態のものもありました。
このような不慮の事故のため、十分な保険に加入していたのですが(少なくとも弊社はそのように
思っていたのですが)、特約事項というものがあるということを聞かされておらず、
保証されませ んでした。
「保険はただ加入していればいい」というものではないことを勉強しました。
「災害ですから仕方無いですね」のお施主様の神対応に本当に救われました。
お引き渡しの時点で床下温度は10度ほど、室内温度は15~16度ほどでしたので、
なんにもしな いと寒く感じます。
暖冬とは言え厳冬期ににお引き渡しの場合は床下コンクリートも木材も冷え切っているので、
お引き渡 しの2~3日前から暖房を入れ体感温度を上げるようにしています。
お引渡しの日に、天井からの温度が20度ほどになり、暖かく感じるようになりました。
伝導型地中熱は床下深く掘り下げたり、床下に暖房機を置いたりして熱
を加えることはありません。
本当に単純な工法ですので、一般住宅には取り入れやすいと思います。
お施主様も温かさを実感してくれており、施工側もうれしい限りです。