千曲市のMさんのお宅の新築工事に伴う、
仮住まい(将来物置に)工事が完了しました。
5月の連休に始まったMさんの引っ越し作業もほぼ完了し、
いよいよ本宅の解体工事が始まります。
最後に残っていた作業、
本宅の水道・電気の撤去作業も
今日(5月20日)までに完了し、
なんだか完全に抜け殻の様な『箱』になってしまいました・・・。
柱や桁などの、あらわし部材を見ると、
今では中々見れない様な立派な物もあったりして、
建設当時は相当なお宅だったのだろう
と想像がつきます。
いよいよ壊すとなると、僕ですら、
寂しい気持ちになりますし、
可哀そうな気もします・・・。
ですが、折角ご先祖様が建ててくれたこの家を、
どこかで使える様な部材が有れば出来る範囲で使い、
『新しいモノ』として甦らせる事が出来れば良いなと、
今は思っています。
今まで長きに渡り、
Mさんのお宅の生活をひたすら守り抜いた
この家に敬意を表します。
長い間お疲れ様でした。
何とか『あなた』の様に長い間、
何世代にも渡って快適にお使い頂けるモノにする覚悟で
これからの仕事に臨みますので、
見守って頂けたら幸いです。
今まで長い間、本当にお疲れ様でした。
今はゆっくりお休み頂いて、
来週から始まる解体作業にお備えください。