これからの住まいは創りは、 自然エネルギー設備の導入は 必須に成ります。
住宅に使われる、
自然エネルギーには どの様な物が有るでしょうか?
一般的に多いのが、
太陽熱・太陽光・ 地中熱・バイオマス熱等です。
太陽熱や太陽光は
昼間の明るい時間帯に受ける エネルギーの為に、
天候によって右左されます。
太陽熱は、 屋根などに設置し
貯湯タンクに水道水を 直接入れて
温めるタイプの物と、
一旦不凍液を暖め
その熱を貯湯タンクに
経由してお湯をつくるタイプが有り
主に給湯や暖房に使われます。
太陽光発電は、
太陽の光を利用して 発電するため、
季節によって 発電量が変わりますし
雨の日や曇りの日は
機種にもよりますが、
余り発電は期待されません。
しかし、 新築住宅の場合
現在は殆どの御家庭で 導入されています。
太陽光発電を設置し
オール電化をセットで考えますと、
光熱費はかなりお得に成ります。
一般的に住宅で 導入されている地中熱は、
太陽からの輻射熱です。
夏の日差しで 暖められた地表の熱が、
少しずつ地中に移動をし
約5m位の所まで進み、
冬は、 地表から冷やされた熱が
地中に移動して行き、
この繰り返しをしています。
その為に 地中5mの温度は、
冬暖かく約17℃程に成り、
夏は20℃程で1年間に
3℃位しか 温度の変化が有りません、
地上では
夏と冬の温度差は 40℃程有ります。
取り入方法には、
住宅の様な 小規模の場合は
熱伝導式か 空気循環式が
多く取り入れられています。
熱伝導式は、
アイヌの家チセと呼ばれる住居や、
縄文時代の竪穴式住居のように、
囲炉裏等の小さな熱によって、
地面が暖められ
室内を保温状態に 保たれています。
空気循環式は、
地下5m位までパイプを埋め込み、
その中に空気を循環させ、
地中の温度を取り込む方法です。
その他
ヒートポンプを使った方法も有りますが、
これは地下50m~100m程パイプを 埋め込む為
大型の建物に使われます。
バイオマス熱は、
薪ストーブ・ペレットストーブ等や
廃材等の熱源と
残飯等を発酵させた メタンガスや
エタノールを燃やすことで エネルギーに変換します。
CO2を排出せず、
環境に負荷を与えない というメリットがあります。
以上が現在主に使われている 自然エネルギーです。
長野市を中心に東・北信地域で再生可能エネルギー・自然素材を使って省エネ改修等も行う タイガハウス