9月25日(日)
今日やっとエコシステムモニターの表示が夏モードから冬モードに変わりました。
春から夏にかけて地表面は太陽により暖められます。
その熱は地中を伝わり、建物の下にも伝わっていきます。
その熱を冬になっても冷やさないようにして利用するのが、エコシステムの床下システムです。
冬モードとは、夏に暖められた地熱を冷やさないようにするためのシステムです。
夏モードはこの逆です。
冬モードは外気温が25℃以下の日が5日以上続くと、自動的に切り替わります。
今までは、冬モードになるのはだいたい9月10日頃だったようです(千葉県で)が、
この長野市で今年9月も末ですから、随分温かくなっているんですね。
とはいえ、16日~18日の連休までは寒い日が続いたり物凄く暑かったりして、台風15号から
いきなり涼しくなりました。
お彼岸の頃には本当に涼しくなるもんですね・・・。
最近は朝寒いくらいですよね。
そろそろ、コタツの欲しい季節になってしまいました。
温かさがちょっと恋しい季節です。
冬モードから梅雨モードへ
夏モードへ
冬から持ち越されて床下にたまった冷気を建物内に循環させます。
夏から冬モードへ
天井の温まった空気は床下へ放出され、床下の基礎コンクリートに蓄熱されます。
わずかな熱ですが、これにより建物下が冷え込んで来るのを防ぎます。
このように、わずかな地中の熱を利用するのですから、その熱を逃がさないように、外断熱の気密性の高い家にする必要があるのです。
「地中熱と太陽光の家」は今年2回目の冬を迎えようとしています。
床下の地中の温度はどのように推移していくのでしょうか・・・。