先日、長野市内でのリフォーム工事最後の片付けに行ってきました。
11月になったというのになかなか気温が下がらず、掃除や片付けをしていると汗ばむほどです。
今回のリフォームは、お施主様からの主なご希望として ①２階の洋服や物がスッキリと収納できるスペースがほしい ②家族が毎日集うダイニングを、明るく気持ちがいい空間にしたい、とお話しいただきました。
《二階和室の限られた空間に収納スペースを増設する》
これまでは壁際にタンスをいくつか並べて、服を収納していましたが、それとは別に、丈が長いコートなどはキャスター付きのハンガーラックにかけておりました。
その部分をこれから改修します。まずは、ご家族が長年使ったタンスを移動し、その空いたスペースにクローゼットをつくっていきます。
奥様の嫁入りダンスもいらなくなりました。大きな地震やタンスでの収納量を考え、このように改修した方がこれからの生活が楽になるのでは、とご決断されたようです。
集成材で仕切りをつくり、その後上の段・下の段にそれぞれハンガーポールを取り付けます。
これからは、シャツや丈の長いワンピース・コート類を一堂に収納することができ、タンスの上の空いていたスペースも有効に利用することができるようになります。
一つだけ残したタンスは、右のスペースにピッタリとおさまるようにしました。
作業中の写真しかお見せできないのが残念ですが（うっかりしました）、ここには、先日お引渡しをしたお宅で使用した建具と同じものを取り付けました。和室にもなじむシックな色合いの建具で、収納したものをすっきりと隠すことができます。
〈このクローゼットと同じ建具を使用しています〉
「大賀さんには大きなリノベーション工事しかお願いできないですか？」と、時々聞かれることがありますが、そんなことはありません。今回のように「毎日使う場所を、より便利にする」リフォーム工事も多くおこなっています。
ダイニングのリフォームは以下の、ブログでご紹介しています。
