《防湿コンクリート打ち工事の準備》

２２日には基礎屋さんが入るということで、人数を増やして前日までに終了させてくれた解体屋さんなのですが、肝心の基礎屋さんが一日入る日を間違えていて・・２３日からということになってしまいました。こんなこともあるんですね。さすがに解体屋さんには内緒です。（笑）

３台のトラックでバックフォー３台と砕石を運んで、今日から防湿コンクリート打設の下準備に入ります。４５年もの間床下に敷かれていた土もやっと日の目を見ることになります。

掘り出した土は敷地内の埋め立てに使います。石など思ったほど混入してらず結構掘り出しやすいような土でしたが、畑には向いていないようです。

小型重機２台で基礎と基礎の間の土をうまく掻き出し搬出します。よくもこんな狭い場所に入り上手に掘り出すものだと感心させられます。

作業の手を止め。全員で打ち合わせ。

既存浴室周りの土台腐食状況。基礎コンクリートもこの状態でした。

今回大幅な改修工事でシステムバスを取り除き見えた床下基礎の状態です。内部はきれいに改修できていて安心して暮らしていたのに、４５年も前の仕事といえ同業者の造った家をできる事なら悪く言いたくないのですが、残念です。水回りはどうしても湿気が多いのでシロアリによる食害もあり、今週中には防蟻処理を予定しています。

この写真は、基礎に開けられた通気口です。家の北側に特に多く空いており家全体で１６個ありました。湿気防止のために開けた通気口が、寒さを更に呼ぶことになるのです。床下に冬の冷たい風がどんどん流れこんで、どんなにストーブを焚いても随分寒かったと思われます。

ちなみに、皆さんの家にも通気口があったら冬の間だけこの穴をふさいでみてください。少しは寒さも和らぐと思います。あれほど暑かった夏もそろそろ終わり、いよいよ冬の寒さ対策を考える時期になってきました。軽井沢の冬は寒いんでしょうね。