平屋の地中熱と太陽光の家|完成まであと少しとなりました。
梅雨も明け、長野市でも連日うだるような暑さが続いています。
週末に完成見学会を控えた現場では、設備やさん、建具屋さん、電気屋さん…と、多くの業者さんたちが最後の仕上げ作業のため、せわしなく出入りしています。
〈シラスそとん壁と板張りの外壁〉
額から吹き出す汗をタオルでおさえながら作業をしていると、お施主様から「暑い中、ご苦労様です。」と、アイスコーヒーの差し入れがありました。ありがとうございます。
軒下で休憩しながらみんなで美味しくいただきました。
深い軒は、この容赦ない日射から私たちを守ってくれ、程よく風も抜けていくのでだいぶ楽になりました。
この軒下には近いうちにウッドデッキが設置され、家族の憩いの場になりそうです。
室内では、数日前に地中熱の床下システムのスイッチを入れ、ロフト部分にある吹き出し口からは常に涼しい風が吹いています。
建具屋さんが作業をしながら、「ロフトなのに、暑くないんだね~。」と、そんな言葉を漏らしていました。
夏は蒸し暑くていられない!というイメージのあるロフトですが、「断熱」と「気密」の性能を上げるとロフトも室内と同じように使用できるようになります。
今現在は、エアコンがまだ稼働していないので本当の無冷房状態の室内です。本当に涼しく感じるのはエアコン一台稼働すると地中熱との相乗効果でとても暮らしやすくなります。
伝導型地中熱は地面に蓄えられた太陽の輻射熱です。その熱や冬の冷熱を上手に活用するには、家の造りを高気密・高断熱にする必要があります。
太陽光発電と蓄電池を合わせ、電気料金を極力ゼロに近づけるこの家のシステムをご覧いただきたいと思います。
伝導型地中熱は稼働してから3年ほどすると地面の熱や冷熱を十分に活用することができるようになります。
そのほか性能面以外にも、杉の無垢材フローリング、桜材オーダーメイドキッチン、家事楽動線など、お施主さまのこだわりがたくさん詰まった家です。
7月の見学会受付は終了いたしましたが、お施主様のご厚意により8月19日・20日の2日間限定で2度目の完成見学会を開催いたします。皆様のご参加をお持ちしております。
8月の完成見学会|詳細
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