長野市で平屋の長期優良住宅「地中熱と太陽光の家」の本日は建て方(建前)です。
建前前日が日曜日だったため、準備に手落ちがないか、また2日前には一日中雨だったため、
基礎内部の雨水を排出しなければならず担当者は冷たい雨の中、暗くなるまで排水に苦労していました。
お陰で基礎内部の水もなくなり、本日は滞りなく工事が進められています。
準備の段階から建物に屋根がかかるまでは、天気予報を気にしながら対応しなければなりません。
なんの仕事でもそうでしょうが、雨が降っても晴れていても同じことをしなければならないのは、やはり大変ではあります。
そんなわけで、今日は晴天で暖かいのが何よりもありがたいです。
プレカットされた部材をこれから組み立てていきます。
今回の建物は、平屋なので屋根が広く上棟までには結構時間がかかりました。
一階小屋裏の組み立てになります。屋根をしっかり断熱するため、この小屋裏も中二階のように活用することができます。
これからのことを考え、施主様はできるだけ「自分たちの使う電気は自然界から調達したい」、との思いから、
太陽光発電パネルと蓄電池を設置する予定です。
真夏の強い太陽の日差しを避けるため、広いテラスの上にも母屋続きの屋根がかかります。
現場は見晴らしもよく、雪の北アルプスや戸隠連峰、飯綱山を望むことができ、これから花を咲かせる
桃畑も足元に広がるため、平屋なのに眺望の良い場所です。
建物の四隅をお清めして、本日は予定より少し時間はかかりましたが棟上げ式が終了いたしました。
お施主様おめでとうございます。
日中は汗をかきながらの作業でしたが、さすがに日暮れともなると冷たい風が吹き皆家路に向かいます。
やがてこの家にも明かりが灯り、ご家族の帰りを迎える日々が訪れることでしょう・・。
明日は春のお彼岸ですが、現場は天気の崩れないうちにもう少しやらなければならないことがあるため、
関係者のお休みは一日延ばして頑張ってもらいます。
22日にはWBCの決勝があるので代休をとったり、半日休みで応援するつもりです。