「やっぱりあったかい家に住みたい!」
築58年・建て替えたくない人の断熱リノベ 完成見学会が終了致しました。
12月10日(土)~11日(日)の両日、断熱リノベ見学会でしたが、多くの皆様にご覧いただくことができました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また今回、会場となるご自宅を公開して下さったお施主様のご厚意に、心から感謝申し上げます。
12月10日(土)は天候に恵まれとても暖かく、無暖房の室内でも汗をかきながら対応させて頂きました。
今回の見学会は、あいにく暖房機がまだついておらず無暖房状態でご見学いただいたわけですが、温度測定器でアチコチ好きな場所の温度を測っていただきました。
《床下点検口を開けて楽しそうに測定する小さなご来場者様》
床も壁も天井も、そして金物でできているレンジフードでさえもどの箇所を測定してもほぼ12度~14度ほどでした。家中ほぼ一定の温度を確保できていると、たとえ13~14度でも寒さを感じないわけです。
この下がり壁が開いているのは、ここから室内の冷暖気を移動させてやるために開けてあります。
普通でしたらこんなところを開けることはしないので、変だと思いますよね?
《地中熱の取り込み方法に興味を示されるご来場者様》
見学会2日目の11日はあいにくの曇天。太陽のない寒い一日の始まりでした。それでも「我が家よりあったかい!」と思わず漏らす方もおいででした。床下の温度は昨日より高く13・2度ほどもあり、地熱のシステムが上手に稼働している証かな、と思いました。
今回の見学会では、以前この家の構造見学会にお見えのご夫婦もご参加下さいました。あの時と違い完成した室内をご覧になりながら、なんだかとてもうれしそうに家中丁寧にご覧になっておられました。
特に主婦ともなれば、一番キッチンや水回り部分が気になるところでしょうか?
二階洋間に上がると太陽の光が奥の方まで差し込み、この部屋は特別暖かいです。
「前からこの部屋はとても暖かく、私たちはこの向こうに見える菅平の山並みの刻々と変わる様子がとても好きなんです。だから本当は2階部分を取ってしまってもよかったんですが、どうしてもこの景色を捨てられなかったんです…」と、深いお話を頂きました。ご夫婦そろって山登りがとても好きな故の、切り捨てたくない場所だったようです。
これで年内の見学会は全て終了致しました。多くの皆様にお出でいただき大賀の地中熱活用住宅をご体感いただくことができました。今年一年ご縁を頂きました皆様に感謝申し上げます。
新年「真冬の断熱リノベ体感会」を1月8日(日)と14日(土)に予定しております。詳しくはイベント情報をご覧になりご参加いただけると嬉しいです。
くる年も本年同様宜しくお願い致します。ありがとうございました。