築58年、この窓から見える景色がとても好きだから、家は建て替えません。
千曲市、外断熱の地中熱住宅もお引き渡しをしたのですが、まだ玄関周りの左官工事が少し残っている中、毎日夕方の雷雨には困りものです。今日もどこかに雷でも落ちたような雷鳴と閃光です。
さて、今日は午後から長野市・Y 様邸の基礎立ち上がりの地窓をふさぐ工事にみんな出かけて行きました。
例によって、私は留守番です。
この地窓(下の写真)を今日これから塞ぐのですが、皆さんの家にこの地窓がある場合、夏にはいいのですが真冬は冷たい空気が床下にどんどん侵入し、足元から家を冷やしてしまうので冬季は塞いでおくのがいいと思います。
既存住宅を高気密・高断熱住宅にリノベーションするには、基礎の立ち上がりを外から断熱材で覆いますが、その際開いている地窓も塞ぎ断熱材で覆うという、とても微妙な仕事です。
《棟梁と綿密な打ち合わせをしながら、材料の発注確認する社長》
《基礎立ち上げり地窓が見える既存住宅》
《既存の柱を2本抜いたため、強度を保つのに新たに桁を入れる》
広くて大きな家です。壁が取り払われた分余計に広く見えます。
今、この家を新築(建て替え)するとなると、これだけの広さの家は、とても大きな費用が掛かると思います。
長野市も篠ノ井方面は雷雨もひどかったのですが、北の方はそれほどでもなく、地窓塞ぎは無事終わったようです。
毎日午後は雲行きを見ながらの作業になります。安心して出かけられませんね。