長野市・遮熱塗料ガイナを使った屋根塗装
春過ぎから依頼されていた屋根塗装。いろいろな都合で工事が伸びていましたが、着工になりました。
雨無し梅雨も明けて、毎日良い天気が続きまくっています。事務仕事の私は久しぶりに社長について現場に行ってみみました。「生きてる~?」と屋根に声をかけると、「いきてるよ~」といつもの声。
良かった、この暑さの中で一番怖いのが、職方さんの熱中症による意識障害です。でも、暑いときはクーラージャケットを着ているし、屋根の上は風があるので案外涼しいよ、と元気そう。車の荷台には、スポーツ飲料の空ペットがいくつもあったので、安心しました。
《断熱塗料ガイナ》
今回は遮熱を考慮して、「ガイナ」という特殊な塗料を使って屋根の塗り替え工事をしています。
《ガイナ塗料の二度塗り》
ガイナは一般の塗料の2倍から3倍長持ちすると言われています。
耐候性を重視した外部(屋根・外壁等)用の塗料で、内装にも使用できるようですよ。
今回はローラーとハケで施工していますが、そのほかには、吹きつけ、コテ施工などと、塗装の様々な工程に対応でき、特別な工具も必要ないようです。
環境に配慮した「安全」な水性塗料ということなのですが、塗っている途中で雨に降られると流れてしまう恐れがあります。
塗装屋さんとしては、そこが一番重要なところで、天気予報を気にしながら一日の工程を決めます。
大屋根を塗っている最中に雨に降られたりしたら大変。今日は途中で雨が来そうだ、と思ったら軒や庇といった面積の少ないところを塗る、というように調整しながら作業に入ります。
ローラの入らないところは、ハケで伸ばして行きます。
仕上がりを脇から確認する。塗料に厚みがあるため、屋根下地の掃除(ケレン)は念入りにしないと仕上がりにひびくようです。プロとして許せないのでしょう。工務店としては有難いことです。
「明日一日雨が降らないと大屋根塗れるだろうー」、と言いながら今日の仕事は終了です。
「さあ~、帰って一杯やるかあー-」 「腹いっぱいだろ!」こんな会話で、暑い一日が終わって行きます。