今回は「長期優良住宅化リフォーム」されたお施主に、なぜこのような大掛かりなリフォームをされたのか、また、その後の暮らしぶりはどうなのかを、お聞きしたので皆様にお伝えしたいと思います。
◆長野市で断熱リノベーションをなぜしようと思ったのですか?
私が結婚するときに、「娘婿さんをきちんとした家で迎えたい」と材木にもこだわり、それこそ命がけで母が建ててくれた家です。なので、取り壊してまっさらにしてしまいたくなかったんです。母の強い思いを残したくて、ずっとリフォームすることを考えていました。
◆長野市で築35年の広くて立派な家の改善したいところはどこでしたか?
築35年の家でとにかく寒かったです。あと大きな地震が続いていたので、それも心配です。広い間取りで壁があまりなく、窓ガラスが多かったのも心配でした。それと一番困っていたのが、床の不陸です。ここを何とか改善したいと考えていました。
◆定年退職する前にリフォームをしたかったのです。
定年退職する5~6年前から業者を探していて、いくつかのリフォーム会社に見てもらったのですが、この家を大切にしてくれる、そんな思いが感じ取れなかったんです。
◆敷地内に住みながらの断熱リノベーションでしたが、いかがでしたか?
幸い離れがあったのでそこに住みながら、毎日立ち寄りどんどん変わっていく工事を楽しみに見ながらの日々でした。イメージが違うと思えば、すぐ連絡して(笑)対応してもらえ、こちらのこだわりに応えてくれました。「ああ、もう言えない!」というようなことがなかったので、完成した時は大満足でた。
◆断熱リノベーションのその後はどうでしたか?
「私の家をこんなにしてしまって・・」と母が言い出したのです。
工事中は、にこにこして納得してくれていたはずなのに、すっかり新しくなった自分の家に入ってそんなことを言うんですよ!
でも冬のある日、一人では歩きたがらない母がコロコロと家の中を歩いている姿を見つけて・・私は思わず顔がほころんでしまいました。
お母さん、一人で歩いてるんだ・・・よかった、気に入ってくれていたんだね!
「お母さん、あなたの大切な家これからもずっとず~っと大切にしていくからね、いつまでも元気でいてね!」って、じ~んとしてしまって、嬉しかったですよ・・。
と、電話を頂き「あ~よかったですね~」と、みんなで ホットしました。
お話を聞いて、リノベーション後にそんなことがあったなんて、初めはドキッとしましたが胸をなでおろしました。
断熱リノベーションは大きな工事になります。お施主様はじめご家族様には負担がかかりますが、その先の皆様の笑顔、そして「一人になった時しみじみと幸せを感じています。ありがとうございました。」とのメールにも、断熱リノベーションのその先の穏やかな暮らしを垣間見ることができました。
こちらこそ有難うございました。これからも末永いお付き合いよろしくお願いいたします。
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