長期優良住宅のK様邸の5年点検に行ってきました。
当時、K様は 「お母さんが、私たちの為に建ててくれた大切な家を取り壊したくない。」と いう想いで、
色々な工務店をまわっていたそうです。
築35年と伝えると、建て替えを勧められてしまうことが多く、 悩んでおられたところ、
K様の息子さんが大賀を紹介してくださり、 それがK様と大賀のお付き合いの始まりになりました。
今回は、床下点検について、ご紹介していきます。
家ごとに、床下の高さなどは少し異なりますが
タイガハウスの床下は一般的な住宅の床下とは、 大きく違うところがあります。
それは、床下の基礎部分に 地中熱を各部屋に取り込むための配管が張り巡らされている ということです。
ときにはこの配管を跨ぎながら 奥へと進んでいき、点検をおこないます。
床下点検の主な項目としては、
①基礎コンクリートのヒビがないか
②土台の腐朽はないか
③基礎コンクリや土台に、カビの発生や蟻道がないか
④給水管・排水管からの水漏れがないか
⑤各部屋に張り巡らされている配管から空気が出ているか (夏は、空気を吸い込んでいるか)
です。
★①~④は住宅の床下点検の必須の項目ですが、
⑤は、地中熱の配管が床下にある「地中熱住宅」 ならではの点検項目ですね!
各部屋の床下に移動し、温度を測定しましたが 平均して17℃以上ありました!
K様からも「この時期でも、ほんとに寒くなくていいわ。」 とお言葉がありました。
今回は、床下点検についてご紹介させていただきましたが それ以外の点検のことについても、
また少しづつお話していこうと思っています。
長野市を中心に再生可能エネルギー、自然素材を使って 高気密・高断熱リフォームをおこなうタイガハウス