弊社の事務所は築40年ほどの家を地中熱を活用して「あったかい家」に改修してあります。
昼間はとても暖かく快適に仕事ができているのですが、はたして暮らしてみたらどうなんだろう・・タイガハウスに暮らすOBお施主様からは「夜も本当にあったかくて具合いがいいよ、タイガさん夜暮らさないなんてもったいないよ!」といつも言われてはいるのです。
以前忘年会の帰りに大工さんがこの事務所の2階にとまったことがあります。
次の日「このうちはあったかいな~」と、ご自分で改修した家をほめちぎっていたので、思わず笑いそうになりましたが・・やはり自分が実感しなければ無責任だと気が付き、泊まってみることにしたのです。
布団は押入から出してそのまま使ったのですが、全く冷たくありません。冷たいどころかホカホカあったかいです。
シーツはあえて夏のものを敷きましたが、足先からポカポカしてきます。
外は雪が積もっていて布団は干せた状態ではないのに、この暖かさは何?・・です。
一晩中寒さ知らずのこの家は、羽毛布団なんか暑すぎです。秋ごろ使っていた布団で充分。
寒くて羽毛布団にくるまっていたのがうそのように穏やかな温かさです。夜中にトイレにも起きない、血圧も良好です。
ヒートショックなんて言葉も浮かびません。今、本当に真冬なんですよね・・と思ってしまうほど。やっとOBお施主様の言っていることがお世辞ではないことが分かりました。
ただ、24時間換気がうるさくて気になりました。OBお施主様も初めは気になった、と言っていましたので、明日は夜だけ換気を止めてみようと思います。
自我自賛で信じられないかもしれませんが、この家本当に寒くないのです。冬に寒くない家は、体だけでなく心まで満ち足りて過ごせるんです。「ストレスフリーの家」です。
厳冬の季節は蓄熱暖房機1台17℃~20℃ほどに設定しております。これだけで二階部分は一冬中、全く暖房はしておりません。
でも床下から冷えてこないので室内は夜でも17~18℃程です。
一階のあったかい空気が二階に上昇していくから二階の2部屋は特別暖かく、押入の中まで温められるのだと思います。
突然のお客様にも慌てることなくお泊り頂ける『地熱活用のあったかリフォーム』の家です。