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スタッフブログBlog

2011.08.03

【ひのきの大黒柱と2間続きの和室がある家】屋根断熱。

ご無沙汰致しました。

 

7月も終わり、

いよいよ夏本番の8月に突入した訳ですが、

皆様体調など崩されていませんでしょうか。

 

長野あたりですと、

「アツイ、アツイ」と言っても

お盆を過ぎたあたりから

急に涼しくなったりする事が有りますので

もう少しの辛抱なのですが、

それでも暑い日は暑いですね・・・。

 

さて今回はMさんのお宅の屋根断熱のレポートです。

 

といっても、弊社で建てさせて頂く

高気密・高断熱のお宅は

基本的にはこれと同じ様な作りになりますので

是非ご参考にして頂きたいと思います。

 

どちらかと言うと、

この暑い夏場にこそ重要な屋根断熱の部分です。

 

まずはこんな感じで屋根を組みます。

 

IMG_0209

 

屋根の構造材までの施工が終わると

〝気密材〟を貼ります。

 

手前に見えている「サーモプライ」と書かれた材料が

〝気密材〟です。

 

弊社ではこの「サーモプライ」で

高気密の状態にしています。

 

IMG_0255

 

上の写真で大工さんが貼ろうとしているのが、

75㎜の〝断熱材〟です。

 

外断熱工法ですので、気密材より外側に。

 

ちなみにこれが断熱材1枚目。

 

1枚目の断熱材を貼り終わるとこんな感じ。

 

IMG_0261

写真※横方向に流した木に対して

縦方向の木をとめ、その間に今度は55㎜の断熱材を入れます。

(これにより、断熱材の厚さ合計は130㎜)

 

IMG_0267

 

屋根下方向から見上げるとこんな感じ。

 

IMG_0259

 

木と断熱材の高さが合って無いのが

気になった方はお目が高い(笑)

この隙間が20㎜の通気層になります。

 

先程の断熱層130㎜+この通気層20㎜の層になる訳です。

 

その上に野地板という、瓦を乗せる木材を敷いて行きます。

 

IMG_0265

 

最終的にはこういう感じの屋根になる訳です。

 

IMG_0273

 

断面部分はこんな感じ。

※横方向の木で1枚目の断熱材は見えて居ません。

 

IMG_0272

 

いかがでしたでしょうか。

 

何となく「断熱部分が厚いんだな」

と思って頂けたら幸いですが、

ココまでやっても正直、

真夏の昼間は暑く、

特に2階の部屋は更に暑くなってしまうと思います。

 

それはなぜか。

 

対処方法は無いのか。

 

その辺のお話は8月6日に行われる弊社の

『夏のセミナー』においで頂ければ

詳しくお話出来ると思いますので、

是非セミナーにご参加ください!

 

お待ちしております。

 

と、最後には宣伝も挟ませて貰いつつ(笑)

ブログは面白半分で書いてたりしますが、

仕事は毎日マジメにやっています・・・。