家づくりに地中熱を利用すると、無尽蔵で無料のエネルギーが、1年を通して使えます。その2
「地中熱って本当に利用できるのですか?」 このような質問を、お客様から時々頂きましす。
又、当社を訪れた方の中にも、同じ質問をされる方もおられます。
その為、4年半程前モデルハウスを建て、建物の内・外部と 地下1m~5m迄
1mおきの計9箇所センサーをセットし データ収集をしましたのでご覧ください。
地下の温度が1年間で1番高くなる12月のデータです。
地下1mの温度の方が高く19~20℃弱有り、5mの温度は17~18℃です。
・当社モデルハウス平成22年12月のデータ そして4月頃に成りますと
1mの温度は12月より低く17~18℃、5mは15℃程に成っています。
・当社モデルハウス平成23年4月のデータ このデータは
どのご家庭でも同じと言う訳ではございません。
家づくりを少し工夫し、建物の床下に入って来た夏の暖かい地熱は逃がさない、
冬の外部の冷たい熱は入れない施工をする事でこの様になります。
その結果このような地中の温度の動きに成っています。
本来ですと、冬の地下1mの温度は5mよりずっと低く成ります。
又、地下5mの温度は年間を通して2~3℃程しか変わりません。
地中の温度は冬17~18℃と低いので、
ストーブから出る50~60℃の高い熱 では有りませんので、
真冬に外部からの冷えた体を温めるような訳にはいきませんが
床下が地中の温度より冷やさない為に使用されます。
この熱を冬の暖房夏の冷房に使用することで、
冷暖房費のコストが 大幅に抑えられ
省エネルギーに成りCO2も削減されます。
長野市を中心に東・北信地域で再生可能エネルギー・自然素材を使った省エネ改修等も行う タイガハウス