今から20年以上前、y様邸の断熱・及び外部サイディング一部張替え工事をさせていただいた再工事になります。

当時、傷んでいた外壁部分とまだ大丈夫な部分があり、傷んでいる部分だけを新商品の「光セラ」サイディングに張り替えたのです。光セラは紫外線に強い「セラミックコート」をコーティングしてあり、色あせや日焼けを抑え、美しい外観を長く保つことができる、という外壁材で、当時の建材屋さんから太鼓判を押されたものです。

今回、「光セラ」でない外壁材が触ると白く掌に付くようになってきたので、いっそ外壁すべてを補修しようということになりました。

外壁工事は家全体に足場を掛けるため、一緒に傷んできたカラーステンレス屋根も塗装することになりました。

傷んだ屋根には「GAINA」（ガイナ）の塗布をお勧めしました。

ガイナとは、最も強いセラミックを多層化しているため、紫外線に対して通常の塗料よりも優れた耐久性を持っています。

近年のような異常な気候のもと、太陽からの遮熱・断熱性能に富み、建物を長寿命化させる事が可能ということで、省エネを考える方からは塗布材「GAINA」の指定を受けることがあります。　

平屋６０坪ととても広い家なので、何度も足場を掛けるとその費用も大きくなります。そのため外壁材や屋根には長期に渡り劣化しにくい塗布材をお勧めしたのです。

天候の関係上、工事はほぼ３週間ほどかかりましたが、やっと足場から解放された日常が戻ってきました。ご不便をおかけしました。

〈西側・離れの一部〉

〈建物・北側の様子〉

工事終了後、外壁の表面を掌で触ると、つるつるぽったりした触感です。「これで一生このままでいいな！」と、ご主人は満足されておりましたが、人生１００年時代、まだまだ元気で長生きして、また工事よろしくい願いいたします。（笑）

時々顔を出させてください。有難うございました。