「シロアリ被害と敷地内土留め工事」
建物内防湿コンクリート打設後、一階の外部壁取り壊しが始まりました。
基礎周りに断熱材が張られ、タームガード配管も済み、その上に断熱材も敷き込まれ家の外壁を取り除く作業に入っています。
壊してみると建物全体の姿からは想像もできない壁内部に、解体屋さんも驚いたようです。きれいに改修されていた建物の壁の中はこのような状態でした。
湿気の多い土地に長く建っている家、築年数の高い家などはこのようにシロアリ食害に遭っているケースが多いのですが…。
彼らも生きていくのに必死であり、森の木などが自然に戻るためにはシロアリの力が必要です。
そんなシロアリの被害に遭わないように、遭ったとしたら被害状況に合わせて最高500万円の保証付きのシロアリ防除工事を施工しています。特に基礎の外側に断熱材を貼る場合に気を付けなくてはならないことは、建物内へのシロアリの進入です。建物の基礎から外断熱にすることは、高断熱住宅の外せないレシピなのですが、その最も恐れることがシロアリの進入を許すことです。
ですが家の断熱性を高めるため、タイガハウスではあえてはこの外断熱方法を取っています。それを助けてくれるのが「タームガードシステム」なのです。
《手前のオレンジ色の配管がタームガードシステムです。》
敷地内南面の土留め工事ですが、1回目のベースコンクリート打設が終了しました。
この後2回目のコンクリート打ちが来週行われる予定です。
別荘地の道路は道幅が広くないため工事に際しては、ミキサー車が入ることからご近所さまにご迷惑をおかけすることになります。
ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご協力をお願いいたします。