千曲市・地中熱の家・新築工事【屋根断熱~屋根葺き】
千曲市にて新築工事中の現場では、屋根工事が終了しました。
〈屋根断熱〉
タイガハウスの屋根は、断熱材を二重に敷き込む二重断熱を主体としています。(他にウレタン吹き付けも施工)
上の写真は、横に垂木を入れ、一段目の断熱材を敷き込んでいる様子です。
一般的な屋根断熱の施工と比べると時間がかかりますが、室内が真夏の暑さや冬の寒さの影響を極力受けないようにするための重要な工程です。特に真夏は、二重断熱か否かによって2階小屋裏の温度に大きな差が生まれます。
屋根の断熱材を敷き込む作業をおこなった日は、4月上旬とは思えないほど暑く、大工さんは汗をかきながらの作業でした。
〈一段目の断熱材を敷き終え、その上に向きを変えて本垂木を入れていきます。〉
二段目の断熱材の敷き込みが完了し、その上に野地板をはっていきます。よく見ると、二枚目の断熱材と野地板との間に隙間があいているのがわかりますか?
この隙間が「屋根の通気層」となり、軒裏から棟部へと空気が流れるようになっています。
このように屋根材の下に通気層をとり、断熱材の外側に空気が流れるようになることで、湿気が排出され断熱材や木部の劣化を防ぎます。
〈屋根葺き〉
まず屋根を葺く前に、野地板の上にルーフィングという屋根専用の防水シートを敷いていきます。
その後屋根材が張られていきます。
このような狭い場所も多くありますが、職人さんが手際よく張っていきます。
屋根が葺き終わり、これで雨で構造材が濡れることの心配がなくなりました。
一方、屋根の下では、大工さんが一階部分の造作に取り掛かっています。
その様子は、次回ご紹介いたします。
前回の現場の様子はこちら
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