先日、「エネルギーパス」講習会に行ってきしました。
「エネルギーパス」は、室内の環境を一年間通して快適に保つための必要なエネルギーを
数値で住まいの“燃費”として表示する制度です。
建物の断熱・気密・蓄熱性能を評価し、冷房・暖房・換気・給湯・照明に必要なエネルギー量を、
床面積1㎡当たりの必要エネルギー=“家の燃費”という形で表示する手法です。
最近では車を購入する時に、リッター何キロと燃費表示してある事がほとんどですが、
これと同様に、家を新築又は中古物件として売買をする時の価格の目安になります。
すでにEU各国では義務化されております。
日本でも少しづつ普及が進んできており、本県では全国に先駆けて
「環境エネルギー戦略~第三次長野県地球温暖化防止県民計画」が策定されました。
今回条例が改正されますと、2014年からは県内で新築される建物には次の2点が義務化されます。
1.環境エネルギー性能を着工前に評価する事。
2.自然エネルギー導入を検討する事
住宅の燃費評価の義務づけは、本県が日本で最初に策定されますので、
全国からも注目が集まりそうです。