長期優良住宅化リフォームで生まれ変わった築43年の家
木造2階建ての【つらい寒さと耐震性への不安・生活動線の悩み】を断熱リノベーションで解消しました。自然エネルギーである地中熱を活用した、省エネ住宅です。
建て替えることも検討していたようですが、43年という月日を共に歩んできた家への思いは捨てがたく「この家をあたたかく、住みやすい家にしたい。」と、ご家族で決断。
玄関は、室内への外気の影響を少なくするための【風除室】に。
シューズクロークを新たにつくり、長靴など今まで下駄箱に収まりきらなかったモノもすっきりと収納することができるようになりました。
キッチンと寝室の間の仕切りは取り払い、広々としたLDKに。
これからは、家族と談話しながら食事の支度もできます。
〈お気に入りの広縁は残すことに…〉
大きな掃き出し窓が並ぶ広縁は広くて使いやすく、ご家族お気に入りの場所である一方、冬の寒さ・夏の暑さの原因にもなっていました。
「もう、顔まで布団をかぶって耐える寒さはイヤです。」と、事務所に相談に来られた時の奥様の言葉が思い出されます。
足触りのよい杉の無垢フローリングやシラス塗り壁など、住む人と家の健康を考え、できるかぎり自然素材を採用しています。
ご家族が気に入っている場所は残しながら、外断熱のあたたかい家が完成しました。
〈階段を上った二階ホールにキッチン・トイレ新設〉
ライフスタイルの異なる二世帯。
両世帯の暮らしやすさに配慮し、二階に子世帯用のキッチンとトイレを新設。
遅い時間に帰宅しても、就寝中の家族に気兼ねなく生活できるようになりました。
長い間なれ親しんだ我が家を「建替えたくない」人は多いもの。
今までの暮らしにくいところを改善すれば、どの家よりも暮らしやすい家になるでしょう。
K様、この度はありがとうございました。
省エネ性能のものさし、【BELS】での評価
この住宅は、第三者機関が、住宅の省エネ性能を評価する「BELS(ベルス)建築物省エネルギー性能表示制度」で、最高評価である星★★★★★の評価をいただきました。
新築の施行事例はこちら
リノベーションの施工事例はこちら
▼写真は、クリックで拡大できます