省エネリフォーム長野市K邸・外部塗装
Kさんのお宅の外部の塗装工事が終わりました。
今回のKさんのお宅は、外部の垂木〝あらわし″を残す事が工事の裏テーマだったりしたことも有って
塗装屋さんの工事内容がいつもよりも濃い目。
全ての垂木1本づつの塗装はもちろん、垂木の小口の部分の塗装、軒天部分、
桁・柱などの洗いからの再塗装等々…。
垂木1本づつ磨いて塗る。
しかしまぁ何というか、塗装屋さん凄いの一言に尽きます。
ちょっと引きの写真ですが、陽に焼けた柱を洗って磨いたのが右の写真。
仕上がり。
垂木の小口の白色もイキイキとした色に(笑)
この後、板金屋さんに軒樋付けて貰って、外部は一段落といった感じ。
大工さんの中の仕事が落ち着いてから、左官塗りとなって行きます。
断熱改修長野市K邸・屋根瓦棟積替え
連日平気で30℃を超す様な、すっかり真夏といった感じの気候になってからもうしばらくが経ちますが、そんな炎天下の中、Kさんのお宅の屋根瓦の棟の積替え作業が終了しました。
折角足場建てたので後々の事も考え、全ての瓦の葺き替えも考えましたが、平部分の劣化が思っていたほどでも無いので、今回の工事では棟換気の取り付けと棟部分の積替えをしました。
とはいえ、総二階の家じゃないので山あり谷ありで結構な作業。
既存の棟部分を一回撤去。
棟換気(を付ける為の積替え←これ大事)を付けて新しい棟瓦積み上げ。
積替え終わったのがこちら。
屋根の形状が微妙に反りの有るカタチになっているのですが、ビシーっときれいに仕上げてくれました。流石の仕事です。
立ってるだけで暑い中、屋根の上の仕事で瓦屋さん大変だったと思います…。
丁寧な仕事有難う御座いました!
長期優良住宅化リフォーム工事補助金募集が開始。
平成27年度長期優良住宅化リフォーム補助金の募集が開始されました。
この事業は、国が既存住宅ストックの長寿命化に資する優良な取り組みに対し、
実施に要する費用の一部について支援することで、既存住宅の質の向上及び
流通促進を図る目的で行われています。
この為に住宅性能の向上を図るリフォームを対象とし補助金が出ます。
補助対象額は長期優良住宅化リフォーム工事にかかる費用の3分の1以内とし
評価基準により100万円以下と、住宅性能の評価項目をS基準とする200万円以下
の2つの形態に分かれています。
S基準とは既存住宅をリフォームする事で、新築住宅の長期優良住宅と同様の性能を
求められますが、リフォームの為に出来ない部分も出てきます。
応募期間は平成27年5月29日(金)~27年6月30日(火)迄です。
又、通年申請タイプの募集も7月下旬頃より始まる予定です。
尚、詳しくはお問い合わせ下さい。
長期優良住宅化リフォーム工事が連休明けよりスタートです。
連休明けの11日より、長期優良住宅化リフォーム工事がスタートしました。
今回もS基準の厳しい基準をクリアする事で、リフォーム補助金200万円対象住宅になります。
すでにインスぺクションの調査や、耐震診断等全ての申請が終了。
今回のK様邸は、築35年の立派な家です。
柱等太い材料や銘木材が至る所に使われており、
私達が見ても新築時にはかなり高額だったものと思われます。
この建物を解体して、新しく建て替えるのでは、もったいないです。
今回断熱改修をする事で、良い部分や思い出の残る部分は残し、
いたんだ所や使いずらい部分は修理をし甦らせます。
完成は11月頃になる予定です。
着工前の全景です。
この家が約半年後には、どのように変わるか今から楽しみです。
長期優良住宅化リフォーム・S基準の家、完成見学会開催
― イベントは終了致しました ―
今回の見学会は、
1棟+1棟=1棟・・・別棟平屋を半分にカットし2階建ての母屋とつなぎ合わせ、その後外断熱の高気密住宅に断熱リフォームするという、大がかりな外科的手術を施しました。
この施術は、今までの工事の進捗状況をご覧いただくと少しはお解かりいただけると思います。
本当は、完成したものより工事中をご覧いただきたかったのですが、今回は完成致しましたので、築30年以上の家の新築同様の状態と室内環境をご体感していただきたいと思います。
この工事により、今後何十年もの間S様ご家族を守っていってくれると思います。
長期優良住宅化リフォームとは・・インスペクション(専門家の目で建物を評価、検査する)、
住宅の性能向上のためのリフォーム及び適切なメンテナンスによって既存住宅が長く使えるような
優良な取り組みに対し、国がその費用の一部について支援し(最高額200万円)、既存住宅の質の
向上及び売買が速やかにいくようにはかられたのがこの支援です。
ちなみに、長期優良住宅(新築)では最高100万円の補助金が支給されます。
日時: 5月31日(日) 10:00~16:00
場所:長野市篠ノ井岡田
見学会は完全予約制になっております。
下記までご連絡お願い致します。
お問い合わせ先・・026-293-3709
詳しくはお申込みいただいたときにご案内致します。
【予告】
次の断熱リフォーム工事は、基礎の一部分に弱いところがあり床が4センチほど下がっている床下
基礎部分の補強を一番はじめに行います。
この工事は、一旦家全体を持ち上げて床下の補強をしていくことになります。
順次お伝えしていきたいと思いますが、ご希望いただければ現場をご案内致しますので、
引き続き「タイガハウス」でご検索下さい。
長野市S邸・外貼り断熱材施工
ようやく天気具合も落ち着いてきて、
外の仕事が安心して出来るような日和になってきました。
Sさんのお宅では外貼りの断熱材の施工が完了しました。
毎回どこの現場もですが、今回も大工さん、屋根の断熱材と
壁の断熱の取り合いの所まできっちりきれいに納めてくれました。
ココまで来ると外回りの仕事はもう少し。
中に入ると結構ペースを上げられるので、工事自体も半分折り返したかなって所ですね。
長野市S邸・金物検査完了
少しづつ暖かくなり始め、外での仕事もだいぶやり易くなったなと思った矢先、
急にまた雨だったり雪だったり。
そんな日が続き、建物外部の仕事がなかなか思うようにはかどりませんが、
内部の金物検査は無事にパスする事が出来ました。
そもそも今回のSさんのお宅は『長期優良住宅化リフォーム』という制度を利用して
国から最大200万円の補助金を頂く工事を行っています。
簡単にいうと、
既存住宅を壊して建てるんじゃなく、
長く住み継ぐ為の維持保全、耐震性・省エネルギー性を高めますよ。
⇒じゃあ補助金あげますよって工事です。
※この補助金は受けられる業者さん、受けられない業者さん有りますので、詳しくはご検討されている各工務店さん・メーカーさんにてお問い合わせください。
話は戻って金物検査。
色々検査項目はあるのですが一番は、壁や天井を貼ってしまったら見えなくなってしまう様な
金物や筋違いがきちんと入ってるかどうかの検査です。
2~3か所、図面の直し等で指摘を受けましたが、OK頂けました。
この後も引き続き撮り忘れない様に気を付けないといけない写真など有りますが、
とりあえずは検査も終わって一安心です。
長野市S邸(断熱リノベ)・基礎周りの断熱、防蟻処理
基礎工事も終わり、基礎周りの断熱処理と防蟻処理。
足場組みまでの猶予が3日半しか無い中、
設備配管の埋設~タームガードの配管~敷設断熱~基礎部分のモルタル下塗り~埋戻し。
と、大忙しの3日半でした。
それでも何とか、天候にも恵まれ作業は無事に終了。
これで、ようやく足場が建てられます。
長野市S邸(断熱リノベ)・基礎工事
はじめの山場と言える、基礎工事が無事に完了しました。
建物内の隙土~砕石敷き~型枠組~コンクリ打ちと言った流れ。
既存布基礎の地盤を一回隙土。地盤面を一回下げて、
砕石を入れ転圧後、防湿シートを敷いたら、新設する基礎の枠組み。
最後にベースコンクリートを打込んで完了です。
タイミング的に丁度、いつも本当にお世話になっている日立ハイテクフィールディングさんの八ヶ岳山荘のお風呂の改修工事と重なってしまい、なかなか現場に行けない日が続きましたが、社長にフォローして貰い無事に作業が完了しました。
(八ヶ岳山荘のお風呂の改修工事の様子も、後日アップ出来ればと思います)
建物の柱、桁などが残る中での作業、基礎屋さんは本当に気を使う上、やりにくい仕事だったと思います。いつも大変な作業、有難う御座います。
ご苦労様でした。
「古新しい事務所」築40年の家・断熱リノベ
旧事務所近くの空き家でした。
元々住んでいたお施主さん(大変お世話になった方)が引越し、以来10年以上物置となっていた家ですので、床も落ちてしまいそうなほどに傷んでいました。
家は人が住まなくなると想像以上に傷みが進みます。
この家を、基礎から屋根まで気密を取り、壁内通気も確保し、断熱材で覆い、
地中熱を活用した高気密・高断熱仕様の建物として断熱リノベーションし
新事務所とさせて頂きました。
建物内で気密・断熱の縁を切ることにより、気密性・断熱性の違う部屋を造り、その違いが
体感できる様にもしました。(興味が有る方は、夏の暑い時期か冬の寒い時期にお越しください!)
改修するにあたり重要視したのが、
1)メンテナンス費用は出来るだけ掛からないように。
2)できるだけ冷暖房費の少ない家にする。
と、上記の2点。
一般的に改修(新築)後、15年~20年ほど経過すると内外部共に修繕が必要になってきます。
サイディング等の張替えや、塗装のし直しとなると、足場を掛け、仕上材を張り替え、もしくは塗装と、それなりの労力と費用が掛かりますし、廃材の処分費等も必要になります。
内部の仕上げも、吹き抜けの様な場所以外は足場こそ必要無い物の出来るだけ手の掛からない物にしたい。
という事で選んだのが、メンテナンスフリーといわれる高千穂シラス(株)さんの外装仕上材「そとん壁」。内装仕上げには同社の「中霧島壁ライト」を主に採用しました。
1階平面図【改修前】 【改修後】
旧/新、建物外観
玄関・事務室・洗面・トイレ
おもてなしルーム
二階の間取りは大幅な変更はせず、傷んでいた床と壁の張替え、サッシの入れ替え、畳の表替え程度。
2階平面図【改修前】 【改修後】
二階・和室とキッズルーム
和室の障子に使った組子は以前お客様から建替えする際に、「処分しちゃって良いよ」と言われながらも、勿体ないので、使い道が有るかどうか分からないまま頂いて、大事に仕舞っておいた物。無事に陽の目を見る事が出来ました(笑)。夏の強い日差しの時はカーテンを閉めておきましたが、これから冬は太陽の日差しが部屋中一杯になってくれそうです。
キッズルームには、小さなお子さん連れのお客様に来て頂いてもゆっくりお打ち合わせをして頂く事が出来る様にと・・・。何度か来てくれたお子さん達は二階に駆け上がって遊び始めます。
ザっーとご案内しましたが、この様に40年経った家でも完全な外断熱の家に甦らせる事が出来ます。
完全外断熱改修工事は「長期優良住宅化リフォーム」のS基準に相当するもので、
現在、国から200万円の補助金が受けられます。
この補助金の事等も含め、断熱リノベを詳しくお知りになりたい方にはもちろん、そうでない方にも気軽にお越し頂ける様な場所になってくれればと思っていますので、是非一度お出掛けください!