長野市【築40年の断熱リノベ体感会】1月 ※受付終了
1月22日(土)23日(日)【築40年の断熱リノベ体感会】※受付終了
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※2月の見学会の日程は、1月25日(火)にお知らせ致します。
※写真は断熱リノベーションの建築例です。実際にご覧頂くモデルハウスではありません。
1月22日(土)
10:00~11:30 ×ご予約済
13:30~15:00 ×ご予約済
15:30~17:00 ×ご予約済
1月23日(日)
10:00~11:30 ×ご予約済
13:30~15:00 ×ご予約済
15:30~17:00 ×ご予約済
満席につき、受付を終了させていただきました。ありがとうございました。
〈見どころ・体感どころ〉
長い間空き家になっていた築40年の家を、地中熱を活用しながら年間を通して快適に暮らせる家へと断熱リノベーション。
一階は居間とキッチンを一つにして事務所に、また和室と廊下の仕切りをとりLDKに。
二階の2部屋は、窓の多い一つの子ども部屋に、もう一方の和室はお茶室にリニューアルしました。
外は雪でも、家の中は肩の凝らない暖かさに仕上がっています。
二階では、全室無暖房の押入れの中の布団の状態をご確認ください。また、ご自身で家中の温度がどのくらいなのかを実際に測定しながら、ご体感頂けます。
■体感会のご予約
下記のお問い合わせフォームまたは、
お電話☎026-293-3709からどうぞ。
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長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えなら、タイガハウスにお任せください!
長野市、既存住宅の断熱リノベーションについて、お聞かせください。
◆地中熱活用の断熱リノベーションとはどういうものなのか、お話を伺いたいのですがご都合はいかがですか?
「今回、脱炭素社会に向けた事業の取り組みを紹介するにあたり、地中熱を活用した断熱リノベーションを施工している御社を知りました。ついてはご都合の良い日に取材させていただけませんか?」 と、地元新聞社の取材オファーをいただきました。

タイガハウス地熱データーの説明をする社長
断熱リノベの施工方法や、地熱の利用方法については2010年に新築したモデルハウスでの地下5メートルまでの温度変化データーを見ながら説明させていただきました。
◆断熱材は部屋側から入れるのですか?
いいえ、部屋側から断熱材は入れません。断熱材は外部の壁を剥ぎ、そのうえで外側から気密を取るための板を隙間なく張り、その上に板状の断熱材を張っていきます。その時、基礎の外側からも同じように断熱材を張り付けていきます。そのまま小屋裏天井までキッチリ断熱材で覆っていきます。このようにすることで、家は完全とは言えないまでも、それに近いかなり気密性の高い高気密・高断熱住宅になります。そして、地中に蓄えられている太陽の輻射熱を効率よく利用できるようになるのです。
◆壁内部に通気層を造ると木材が長持ちします。
断熱材を壁外側から張るということは、壁内部に通気層ができるということになりますので、木材が湿気で腐ることもなくカビやシロアリの被害からも家を守ることにつながります。ここまで施工すると家も命を取り戻し、この先何十年も住みつないでいくことができるようになります。

基礎外側に断熱材を張っていく
◆室内は一年中24時間熱交換換気システムで冬でもさわやか!
また室内は24時間熱交換換気システムにより、2時間で室内の空気を入れ替えているのでコロナ対策にも一役買っているのです。壁内部と室内の強制換気により家の中に湿気がこもることもなくなり結露の問題からも解放されます。
このように大賀の断熱リノベは、新築の場合とほぼ同じような施工になります。予算に合わせて二階部分の内部はそのままにしておいたり、将来を考え平屋にするというような減築工事の選択も可能です。

二階建て既存住宅断熱リノベ前全景 ↓

二階部分を取り除き平屋に、断熱リノベ完成
◆日本の住宅寿命は世界一短命といわれているけれど・・。
築40年の家だから・・なんてあきらめないでください。今回の取材で家を壊してしまわなくてもよい方法があることを大勢の皆様が認識してくれたら、日本の住宅寿命は大きく伸びることになります。築40年であってもそれ以上でも、断熱リノベーションは可能です。(まれにお勧めできない場合もありますので、住宅点検させていただきます。)
定期的に開催している見学会などで実感していただくことができますので、是非ご参加してみてください。
真冬の見学会は特におすすめです。
長野市断熱リノベ・ 高気密・高断熱の地中熱活用住宅ならタイガハウス
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長野市を中心に断熱リノベーションを多数手がけています。
長野市【真夏の快適!断熱リノベーション見学会】※受付終了
8月の見学会終了致しました。
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■真夏のタイガハウス見学会
開催日:8月7日(土)・8月8日(日)
時間:午前10:00~11:30
午後14:00~15:30
場所:長野市篠ノ井塩崎6777-5
タイガハウス内
プレゼント:タイガの庭で採れたブルーベリーで作ったジャムを差し上げます。パンやヨーグルトのお供にどうぞ!
♦8月4日(水)までにご予約下さい。ご都合がつかない場合は、ご相談に応じます。
♦コロナ禍ですので、午前午後ともに各1組様ずつの貸し切りでの対応とさせて頂きます。
今回の見学会のポイント
今回の【真夏のタイガハウス見学会】では、一般的な断熱性能とタイガハウスの断熱性能を比較できる2つの部屋を、実際に体感することができます。この季節しか体感できない、真夏の断熱の重要性を体感して頂けることと思います。
断熱性能のデータや数値、もちろん重要ですが、実際リアルに自分の体で感じたことも、重要な家づくりの参考になります。
築40年の中古住宅を断熱リノベーションしたモデルハウス
「うちは、さすがに結構な年数経つから建て替えないと快適にならないよね。」とお考えの方、大切な思い入れのある家を、壊すことを決断してしまう前に、一度見学会にお越し下さい。
大賀のモデルハウスは実際に、築40年の中古住宅を断熱リノベーションしたモデルハウスです。
体で感じる家の性能のほかにも、「こんな風に間取りを変えることができるのか。」など、リノベーションによる見た目の変化なども、じっくりとご覧ください。
♦タイガハウスの断熱リノベーションの実例は、以下よりご覧いただけます。
安全に配慮し、見学会は2組様限定とさせて頂いております。ご予約はお早めにどうぞ。
見学会のご予約方法
①お電話でのご予約
026-293-3709
②お問い合わせフォームからのご予約
お問い合わせフォームは、こちら!
※以下を参考に、必要事項をご記入の上、ご予約ください。
長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えなら、タイガハウスにお任せください!
バーチャル見学会開催中!
新型コロナウイルス感染症予防の対策の一環として
モデルハウスのバーチャル見学会ができるようになりました。
築40年の家を、地中熱を活用した住宅へと
断熱リノベーションしたモデルハウスです。
イベント情報のページから、ご覧いただくことも可能ですが、
下のオレンジのテキスト部分をクリックすると、
360°カメラによって撮影されたモデルハウスの内観をご覧いただけます。
なお、バーチャル見学会と合わせまして、
モデルハウスでは、実際に室内環境を体感して頂ける体感会も随時開催しておりますので
興味のある方は、お気軽にお問合せください。
長期優良住宅化リフォームの打ち合わせ
長期優良住宅化リフォームの打ち合わせにおいでくださった長野市Y様ご夫妻。
今まで「長期優良住宅化リフォーム」見学会にはおいでいただいていたのですが、
そのまましばらく時間がたっていました。
タイガの情報誌「きまぐれ みにまむ通信」は毎月お送りしていたのでご縁だけは
つながっていたと思います。
たまたま暮れにお伺いしたとき、タイガハウス断熱リノベーションのお話になりそのまま
お邪魔して長々とお話させていただきました。
家を地中熱活用断熱リノベーションしたいが、4千万円もかかると聞いていたので
あきらめていたとのことです。
それを聞いて断熱リノベーションするこちらの方が驚きました。
そんなに費用が掛かるのなら、新築をお勧めしていますよ。
大きな誤解がどこから生じたのかわかりませんが、体感を兼ねタイガハウスに
おいでいただきました。
話し出すとお互い共感しあうところが多く、話が弾みすぎます。
すっかり夕暮れて気が付けば4時間もお引止めしてしまっており申し訳無いようでした。
4月からの長期優良住宅化リフォーム補助金の下調べをして、
上手に活用していきたいと思っております。
過去に地中熱活用断熱リノベーションした方々は補助金もありませんでした。
それでも皆さん家について真面目に深く考えて、地中熱活用断熱リノベーションを
行っていたのです。
その頃は「地中熱活用断熱改修」と言っていたのですが、
今は「長期優良住宅化リフォーム」といい、何軒も申請して、200万円~250万円の
補助金を皆さん受けておられます。
【長期優良住宅化リフォーム見学会より】
これからY様のご希望を叶えるべく、設計に入ります。
もちろん、地中熱を活用して「一年中暮らしやすい我が家」の断熱リノベーションを致します。
間取りもできる範囲内でできるだけご希望をかなえていくつもりです。
長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えならタイガハウスにお任せください
地中熱活用住宅 足元の暖かさ
春のようなあたたかい数日から一転して、長野市はまた冬の景色になりました。
朝は-5℃と、まだまだ厳しい冷え込みです。路面はツルツルに凍っておりドギマギしながらの運転です。
今日の大賀の朝9時の床下の温度は、「17.4℃」でした。
雪国の実家に住んでいた頃、冬のリビングではストーブを高い温度に設定して、ガンガン部屋を暖めていました。
しかし、顔は火照るくらい熱いのに、きまっていつも足は冷えていて、体が全然あたたまらない・・・。そんな感じでした。(末端冷え性です。)
これには、熱の伝わり方の仕組みが関係しています。
タイガハウスの「伝導型地中熱利用」の仕組みをお客様に説明する時、
「熱は温かいほうから冷たいほうへ移動する。その原理を使っているんですよ。」と伝えます。
床下の温度が低いと、床と接している足裏から熱が奪われていってしまい、
さらには、体全体からも熱が温度の低いほうへと移動していってしまいます。
実家のリビングをどれだけ暖かくしても体が冷えていたのは、これが原因でした。
実家床下の温度は測ったことはないですが、あまりの寒さに「第2冷蔵庫」として
ビールやジュースを冷やしていた程です。(寒冷地あるあるですよね?)
しかし最近、足が全く冷えていないことにふと気づきました。
そして、足元が冷えないと、体中がとても楽に感じます。
大賀に来て、一回目の冬。
地中熱を活用した高気密・高断熱住宅の暖かさを日々体感しています。
長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えなら、タイガハウスにお任せください。
長野市【地中熱住宅体感会】※受付終了
先日、体感会にお越しくださった皆さま、
ありがとうございました。
私たちにとって、直接お客様のお声を聞ける
貴重なお時間となりました。
前回の体感会の様子は、また改めてスタッフブログにてご紹介させて頂きます。
2/13(土)・2/14(日)体感会開催のお知らせ↓
日時
●2/13(土)
10:00~11:30 / 14:00~15:30
●2/14(日)
10:00~11:30 / 14:00~15:30
場所
長野市篠ノ井塩崎6777-5
タイガハウスモデルルーム内
※お申込み後、詳しい場所の地図をメールまたは郵送させて頂きます。
TEL
026-293-3709
♦お電話または、ホームページお問合せフォームよりご予約下さい。
♦タイガハウスで実施している感染予防対策はこちらからご覧いただけます。
♦お日にちお時間など、ご都合のつかない方はご遠慮なくお申し付けください。
♦皆様の安全のため、午前午後ともに1組様ずつの貸し切りでのご案内とさせて頂きます。
♦ご予約は土日ともに金曜日までのご予約となります。
~体感会でわかること・できること~
・外断熱の地中熱活用住宅と、一般的な工法でつくられた住宅の断熱性能の違いを実感下さい。
(実際に違いを体感できるお部屋をご案内させて頂きます。)
・100%天然素材のシラス壁の質感や、消臭効果・空気清浄効果による室内の空気感を
あなたの家と比べて下さい。
・スギ無垢材を使った床の、足裏に感じる柔らかな質感や木の温もりを感じて下さい。
・無暖房の二階子供部屋と和室の居心地、押入の中の布団の状態をお確かめ下さい。
・好きな無垢材使用で流行りすたりのない洗面台、そしてサクラ材のオーダーキッチン。
・IHクッキングヒーターではない、スーパーラジエントヒーターとはどんなもの?
(遠赤外線で沸かしたお茶をお楽しみください。)
・地熱活用住宅ならではの、床下の温度は今何度だと思いますか?
温度測定器でお好きな場所の温度を測ってみて下さい。
見ただけではわからない色々なことを1組さま限定でご体感ください。
ここには家のデザインでもなく、最新の機器類でも得られない新しい発見があります。
地中熱住宅は決して難しい建物でも高額なシステムでもありません。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えなら、タイガハウスにお任せください。
開けっ放しのドア
子どもの頃、冬にリビングのドアをしっかりと閉めないと、
母から「あっ!また開けっぱなし!」と、よく注意されたものです。
ところが、この寒い季節に大賀のモデルハウス兼事務所の室内のドアというドアは、
1階も2階もすべて開け放たれています!
実家の母が見たら、きっと黙っていないことでしょう・・・。
しかし、すべてのドアを開けていても、どの部屋でも不思議と寒さは感じません。
1階では、1台の蓄熱暖房機が21℃の設定でついていますが、
2階は暖房器具を1つも使わずとも、常に20℃前後に保たれています。

2階の温度は常に、20℃前後に保たれている。
家中の部屋の温度が20℃前後あると、真冬でもモコモコに着込む必要がないので
厚着が嫌いな私は、春先とあまり変わらない服装で快適に仕事をしております。
地中熱システムのファンにより、家中の空気が、床下から壁の中・天井裏まで、
ずっと循環し続ける為、各部屋の温度差がほとんどなくなります。
そして、蓄熱暖房機からじわじわと放出させた温かい空気が家の外に
逃げていかないので 家中のドアがすべて開きっぱなしでも、
どの部屋も寒くないのですね。
タイガハウスの家で、毎日を過ごしているとドアを閉めて歩く習慣がなくなるので、
久々に実家に帰った時に、母から「あ!開けっぱなし!」とまた叱られてしまいそうです・・・。
高校生が断熱プロジェクト?!
今日から、2021年の営業が始まりました。
皆様、本年も宜しくお願い致します。
少し前の話になりますが、 夕方のニュースで、ある高校生たちの取り組みが取り上げられました。
内容としては、雪国の高校生たちが高校生活を送る中で、
断熱や気密が不十分である建物(自分たちの校舎も含む)の 問題を身をもって体感し、
その経験から断熱改修の必要性を感じ、 実際に自分たちの高校の教室を断熱改修するという内容でした。
大賀も、「自然エネルギー信州ネット」という 県内の自然エネルギーの普及を目指すネットワークに登録しているので、
このような高校生たちの活動の情報が社長のもとに届いたようです。
「地元の高校生たちが、頑張っているよ。」 と社長から教えてもらいました。
白馬村は私の出身地であり、 高校の生徒たちから「断熱」という考えが出ていることに 興味が沸き、ニュースを見てみました。
ニュースの中で、 ある生徒たちを先頭に「断熱プロジェクト」の 活動が進んでいきます。
はじめは校内でアンケートをとり、 校舎について多くの生徒が寒さの問題を感じている
という結果を知るところからスタートしました。
その後、 教室全体を断熱しよう考えに至り、そのための資金集めをおこない、
生徒たちの手で、教室の壁や天井裏に断熱材を敷き詰めていく・・・ その活動の一連の様子が紹介されていました。
寒冷地の厳しい環境のなかでも快適に過ごす為に、
自分たちは何ができるのかを高校生たちが一生懸命考え、 実行に移していく姿に、本当に感銘を受けました。
長野の高校生たちと、私たち工務店・・・。
「みんなが快適な環境をつくりたい。」 その想いは、一緒ですね。
いつか今回の活動をおこなっていた高校生たちが大人になり、 一緒にお仕事をする日が来たらいいなと思います。
※写真はHakubaSDGsLab さんよりお借りしました。
長期優良住宅 K様邸 5年点検
長期優良住宅のK様邸の5年点検に行ってきました。
当時、K様は 「お母さんが、私たちの為に建ててくれた大切な家を取り壊したくない。」と いう想いで、
色々な工務店をまわっていたそうです。
築35年と伝えると、建て替えを勧められてしまうことが多く、 悩んでおられたところ、
K様の息子さんが大賀を紹介してくださり、 それがK様と大賀のお付き合いの始まりになりました。
今回は、床下点検について、ご紹介していきます。
家ごとに、床下の高さなどは少し異なりますが
タイガハウスの床下は一般的な住宅の床下とは、 大きく違うところがあります。
それは、床下の基礎部分に 地中熱を各部屋に取り込むための配管が張り巡らされている ということです。
ときにはこの配管を跨ぎながら 奥へと進んでいき、点検をおこないます。
床下点検の主な項目としては、
①基礎コンクリートのヒビがないか
②土台の腐朽はないか
③基礎コンクリや土台に、カビの発生や蟻道がないか
④給水管・排水管からの水漏れがないか
⑤各部屋に張り巡らされている配管から空気が出ているか (夏は、空気を吸い込んでいるか)
です。
★①~④は住宅の床下点検の必須の項目ですが、
⑤は、地中熱の配管が床下にある「地中熱住宅」 ならではの点検項目ですね!

天井付近の温かい空気をファンで吹き下げ、床下に放出している。床上の赤い点は温度測定位置です。
各部屋の床下に移動し、温度を測定しましたが 平均して17℃以上ありました!
K様からも「この時期でも、ほんとに寒くなくていいわ。」 とお言葉がありました。
今回は、床下点検についてご紹介させていただきましたが それ以外の点検のことについても、
また少しづつお話していこうと思っています。
長野市を中心に再生可能エネルギー、自然素材を使って 高気密・高断熱リフォームをおこなうタイガハウス
台風19号の後遺症・ 床下掃除
一見きれいに見える事務所の床をどうしたらいいだろう、と皆で悩みました。
「こんなに綺麗なのに・・このままでいいんじゃないですか?」と、誰もが言います。
一見きれいに見えますが、床下点検口から覗くとひどいものです。
このように、乾いているものの泥だらけです。
伝導型地中熱を活用するためにには、特に床下はきれいでなくてはなりません。
ですが、被災後半年以上も経つと、もうみんな疲れ切っています。
本音を言えば床下洗浄だけで済むのなら済ませたいところです。
ネットで床下掃除の業者さんを見つけたのですが、
長野方面には来れないとのことで あっけなく断念しました。
こうなったら完全に床の張替を決断するしかありません。
重い机や本棚、コピー機をどうしよう、
ということで悩みましたが前進するしかありません。
床下の泥は乾いて魚のうろこ状です。
ホウキで簡単に寄せ集めることができ、
ちり取りで少しずつ集塵袋に入れ、
残ったものは掃除機で吸い込むのです。
土台や根太(ねだ)など全て手の入るところは洗剤で拭きとり、
その後高圧洗浄機で静かに隅々の泥まで洗い流します。
この高圧洗浄機は優れもので、今回の水害では大きな力を発揮してくれました。
泥水は雑巾で何度も吸い取り、あ~やっと完全に納得できる床下になりました。
これで、すっかり乾けば安心して地中熱活用ができます。
床下配管は、こんなに汚れていたので
新しいパイプと交換します。
新しいパイプは改良され蛇腹になっているので、
自由に床下に挿入できます。
床下にきれいに収まり、
やっと安堵できました。
これで室内にも空気を循環させることができます。
長野市を中心に再生可能エネルギー、自然素材を使って 高気密・高断熱リフォームをおこなうタイガハウス
地中熱活用住宅ってなに? ③
最近、本格的に寒くなってきましたね。こたつの中にいることが多くなり「ちょっとは運動しないとな・・・。」と感じているこの頃です。
前回の「地中熱を活用した家です。」パート②から 気づけば、結構な日にちが経ってしまっていました。
今日は<地中熱活用住宅ってなに?①>で、チラッとお話しをした
地中熱活用の為の「普段は見えない場所にあるシステム」 をご紹介させて頂きます。
以前、ブログ内で 冬は上から下へ、夏は下から上へと 空気が動いていることが視覚的にわかる動画を紹介させて頂きました。
今日は、その空気の流れをつくっている システムを見ていきます。
下の図をご覧ください。

図1 地中熱活用 床下システム
図1の赤丸の部分(屋根裏)には、あるシステムが設置されています。 それが、下のシステムです!
この写真は、空気循環システムの本体のみで 空気を循環させるパイプはまだ繋げていない状態です。
図1の赤マルの部分を、拡大してみると 上のような空気の流れになっています。
冬は、右のファンのみが作動し、(左は止まっています。)
①天井付近の暖かい空気を吸い込む
②その空気を床下に吹き下ろす という流れができます。
夏は、左のファンのみが作動し、(右は止まっています。)
①床下から空気を汲み上げる
②その空気を天井から室内に放出する という逆の空気の流れになります。
このようにして、家中の空気循環がなされています。
普段は人から見られないところにありますが 地中熱を活用するために欠かせない 重要なシステムです。
ちなみに、今年は、 10月のはじめくらいに「冬モード」 に切り替えました!
違うタイプのものもあるようですが 事務所は、スイッチをパチッと押して
「冬モード」「夏モード」を 切り替えるシンプルなタイプです。
今度、このボタンを押すのはだいぶ先になりますね。
長野市で高断熱の新築や断熱リフォームをお考えなら、タイガハウスにお任せください!