蝉の成長はまだまだ続きます。
ジイジはネットで男の子と、蝉について検索しています。
女の子は、私とお母さんとずっと床に顔を付けて、あかちゃんがんばれ! あかちゃんがんばれ!
と叫んでいます。
まだ薄い色をしているので、よく解らないけれど・・・・
どうもこれは、あぶらぜみのような気がします。
アブラゼミで調べると、公園や街路樹、果樹園に多く、湿気の多い場所が好みのようです。
ジリジリ鳴いて、枯れ枝や幹に産卵し、卵は翌年の夏にかえり、それから地中に入って、根から汁を吸って成長するのだそうです。
成虫になるのに丸6年,通算羽化するまで7年もかかるなんて・・・・・
蝉も大変な一生をしゅくしゅくと受け入れて生きているんだな、と思いました。
弱いながらも、一生懸命枝を登って行きます。
このままじゃ7年の苦労が報われません。
公園の桜の木に、返してあげよう、ということになりました。
夕方しょぼしょぼ雨の降る中、帰ってきたお父さんと、捕まえてきた4人組で,元の木に
そっと置いてきました。
せみさん、大きくなるといいね!
と言いながら,帰ってきました。
無事に羽ばたいて,次の命につないでくれるといいな、と願うばかりです。
おわり