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2011.02.25

国立長野高専の教授が「地中熱の家」に来館!

2月22日(火)晴れ

先日テクノ財団の方がこの

「地中熱と太陽光の家」に大変感動して下さり

国立長野高専の熱の研究を専門にしている教授をご案内して、

ご来館くださいました。

 

天気はよく室内は20℃以上もあり早速、

地中熱測定システム(エコシステム)を

見ていただきました。

 

DSCF1888 

 

DSCF1887

 

「今日は居室があったかいので

かえって床下に熱が移動しているのではないかな」

 

「そうです、温かい時はその熱も床下に取り込み、

冷えてきたらその熱を使いますので、

できるだけ昼間の熱は家の中に取り込んで欲しいのです」

 

「この熱の取り方は伝導100%と理解して、

熱伝導率の問題がありますよね」

 

「意地悪に聞こえるかもしれないけど、

たとえばこの発想が正しいと思うし、

理解もできますが、両隣りに家があった場合、

熱の入り方は影響を受けますよね」

 

「それは多少あるかも知れません。

でも全体的に見れば地面は広いですから、

そう大きな問題では無いと思われます・・」

 

「なるほどね・・ 」

 

「地下1mとの温度差は

熱が伝わりにくいから温度差があるんです。

熱を取る時、効率をよくするには、

床下のコンクリートの表面形状を変えてみるとか、

鉄筋えを入れることによって、

更に温度が上がりますよね、

コンクリートの表面積を多くしてみるとか・・

おもしろいですね」

 

「でも、鉄は腐食するので無理かと思いますが・・・」

 

「そうですよね、なにかもっと熱伝導率がよくて

耐久性のいいコンクリートがあればいいんですよね・・」

 

「地熱の取り方は色々な方法を見て来ましたが、

一般家庭にはやはり費用のかからないのがいいですよね!」

 

DSCF1052

《2階ロフト空調室》

 

DSCF1217

《施工中》

 

空調室を見て・・

「いいよ!いいね~、ここまでやるかね・・・(笑)」

「これだけ出来上がっているのなら

もう少し時間をいただいて・・・」

 

地中熱住宅第1号建設の話がでて、

「そうですか、よかったですねー、

そうしてお客さんに口コミで宣伝していただいて

成功させてもらってね!応援しますよ!」・・・と財団の方。

 

いろいろな発想が次々提案され、

目からウロコの半日でした。

 

今後更に研究して、

多くの皆さまに理解していただき、

このような自然エネルギー活用の家が

当たり前になって行くことを願っています。