屋根を壊している最中に、夏特有の夕立があるとご想像の通りです。屋根がない部分はもちろん養生するのです
が、完ぺきに養生したつもりでも雨粒は激しくわずかな隙間から容赦なく入り込んできます。濡れながらブルーシ
ートを張るのですが、風で下から巻き上げられるので、向こうとこっちでシートを引っ張りタッカーで止めたり、
さん木で一気に止めていきます。夕立というのは雨と風に勢いがあるので、てこずります。特にこの場所は風がなぜか強い!
毎日雲行きを心配しながら、照り付ける太陽と暑さ、そして時々の夕立との戦いになります。
土曜の夜、明科の辺で中央線が一時停車するほどの大雨がありました。月曜日、早速朝早く大工さんから家の中に
溜まった雨水を掻き出してほしい、と連絡が入りました。
バケツやちり取り、ウエスを持って現場に急ぎます。そしてまた夕立があれば同じことの繰り返し。こうして雲行
きと相談しながら屋根断熱工事を行うのですが、大賀の「長期優良住宅」や「長期優良住宅化リフォーム」工事で
は、「屋根断熱が命」なので時間と手間はかかりますがそこはしっかり施工します。屋根断熱工事が終了すると屋
根から太陽の影響を受けなくなるので、家の中での仕事が楽になると思います。 そして、夕立が来ても怖くない
ぞ! 雑巾をもって誰かさんが走り回らなくてもよくなりますよ~。(笑)
ミンミン蝉が朝からうるさく鳴き、子供のころの夏休みの感覚がよみがえります。皆様、よい夏休みをお過ごしく
ださい。
ここからは後日の追記:休み明けも激しい夕立に悩まされています。今日は社長も担当者も頭から足の先まで水も滴って帰ってきました。
他の現場では完成見学会が開催されています。明日は日曜ですが、一人は見学会場でお客様対応、片や現場に溜まった水を掻き出す作業になりそうです。こんな時はなぜか少ない人間でも精一
杯力を合わせようという気持ちになります。屋根が完成したらみんなで代休を取ろう! 有難うみんな。