長野市の工務店、タイガハウスの地中熱住宅・新築基礎工事は順調に進んでいます。
基礎の型枠外しも完了し、その後は天候にも恵まれてシロアリ防除工事、敷設断熱の施工、モルタル下地塗りまで本日無事に終了いたしました。
地中熱活用住宅でタームガードシステムを採用している理由
白蟻防除剤は床下に散布するというイメージが強いですが、タイガハウスではそのような方法はとりません。
その理由としては、タイガハウスでは床下から壁の中、天井裏まで常に空気を循環させているので、床下に薬剤を撒くと居住空間の空気を汚染してしまうからです。
家の基礎まわりにグルっと一周、小さな穴の開いたパイプを配管し、5年に一度防蟻剤を注入します。
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この方法は室内環境を汚染しないというメリットのほかにも、薬剤注入が建物外部からで工事が楽である、次回からは床下散布よりコストが抑えられ誰でもその様子を見ることができる、建物外部から侵入する白蟻を防除できる、などの利点があげられます。
また、万が一シロアリ被害に遭った場合は最高500万円までの修理費が補償されるものです。
寒冷地長野・基礎の断熱+敷設断熱
タームガード施工後は、断熱材の敷き込みになります。
タイガハウスでは基礎外断熱に加え、基礎と水平方向に断熱材を設置していきます。
基礎の断熱材のまわりをぐるっと一周、写真のように隙間なく並べていきます。
長野県のような寒冷地では、このように建物の外周に断熱材を埋め込むことにより、夏は太陽の強力な輻射熱、真冬の寒冷気を建物床下に侵入するのを遅らせ、地中熱の活用を補助しています。
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断熱材が剥き出しになっている基礎外周部分には、できるだけ早めにモルタルを塗ります。
理由として、①断熱材が紫外線により劣化するのを防ぐ ②断熱材をシロアリから守る、等があります。
断熱材本体にはシロアリが嫌いなホウ酸が含まれいますが、シロアリの攻撃をうける可能性はゼロではないので、断熱材の表面にモルタルを塗って保護します。
モルタルが乾く前に表面を荒くし、仕上げ材が付着しやすいようにしておきます。
この後は埋め戻し作業となり、タームガードも断熱材も土の下で見えなくなります。
薬剤注入は建物お引渡し直後になると思います。
今週からいよいよ大工さんも現場にはいり、土台引きが始まります。現場の様子は、またこちらで紹介します。
前回の現場の様子はこちら
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