長期にわたる天候不良で延び延びになっていた外壁工事ですが、
梅雨が明けてみるといきなりの猛暑で、またまた職人さん泣かせの日々です。
今日は長野市36度とか言っていますが、外に出たくない暑さです。
それでも、仕事が遅れているので暑い寒いと言ってられないのが建設業なのです。
左官屋さんは、扇風機付きのジャケットはもう外せない必需品のようです。
これがあるからこの炎天下でも、何とか仕事になっているし、
疲れも違うと言っています。
さて、外壁シラス壁最後の工程になります。
下塗りから上塗りと3人で盛んに塗っていますが、この暑さで練ってある壁材の が
早く苦労していました。
普段でさえ乾きの早 いシラス材ですが、この猛暑で更に早く乾いてしまい、迅速丁
寧に拍車がかかります。
乾いて伸びの悪くなったシラス材は、もう一度練りなおされます。
ラスの上に下塗りをして、仕上げのシラスそとん壁材を塗っていき、半がわき状態
のうちに 仕上げゴテ をかけシラス壁の魅力である模様をつけていきます。
仕上げゴテを当てることにより、独特の風合いが生まれます。
明日にも板金屋さんが入り、足場を外し掃除をすればこの工事も完了、お引渡しとなります。
それにしても日本中この暑さです。
明日も35度~36度になるのでしょうか?
シラスそとん壁は、ほかの外壁材に比べると断熱効果も高いので、
建物内は涼しく感じるかもしれません。
余談になりますが先日、「薩摩中霧島壁』と『白洲漆喰』による
コロナウイルス不活化試験を実施した結果がメーカーから送られてきました。
いずれの壁材についても接触わずか10分でウイルス量を99.9%以上減少
させることを確認いたしました。との事でした。