10月2日(土)今日は朝からとても爽やかです。
庭の金木犀がいい香りになってきた午前中、畳屋さんが打ち合わせに来ました。
畳と言えば、新しい時は緑色をして、ああ・・真新しい畳の匂いだ・・・
と深呼吸する人もいるかも知れませんが、
あれは本当の畳の匂いではないのを知っていますか?
本来、い草は乾燥させると褐色になります。
い草ばかりではないですよね!
草木は枯れると褐色になります。
匂いは、干し草の香り・・・のはず・・ですよね。
それが、自然なのですが・・・なぜか畳は緑色で、匂いも強いです・。なぜ?・・・
それは色を付けているからなんです。
その理由は・・・虫食いを避けるためらしいのですが、
見た目もきれいだし、何時の頃からかそれが普通にあれが畳、
畳は緑でいい匂い、と言う事になったらしいのです。
新しい畳は雑巾がけをすると、雑巾が緑色になりますよね?
過去には、お引き渡しの時に、何度も何度も雑巾がけをしていました。
何でもない人もいるでしょうが、それがシックハウスのひとつの原因になる場合もあります。
本物の金木犀の香りを、「あ・・トイレの匂いだ!」
と言う子供がいるのは、淋しい話ですが・・・(本当なんです)
その逆バージョンですね。
そんな訳で、できれば避けたい。
今回は、和紙で出来た畳表と木材の繊維と木材チップから出来た、畳床を使用することに決めました。
畳床に天然木質繊維(木を再利用した素材)を採用することにより、一般のワラ畳の約2倍の断熱性を確保できるうえ、
調湿性能が高く、吸湿、放湿ともにすばやく対応してくれるので
四季を通じてさらっと感があるようです。
畳表は和紙材に特殊顔料を練りこみ、樹脂コーティングしてあるので、匂いは無く
長く新しい畳の色を保ちます。
勿論、い草のように染土を使ってないので、衣服を汚す心配や、シックハウスの心配もありませんし、
あかちゃんが這い這いしても、だれが這い這いしても大丈夫!!
家族全員で思いっきりごろごろ寝転がって下さい。