増築住宅といっても、1軒の新築住宅であり、
新築してから、既存の家につなぐ予定の工事です。
千曲市のY様が弊社を訪ねて見えたのは
3年ほど前のまだ寒かったころ。
あったかい家を希望され、
「まだ先になるけど、家を改修するか、
新築するかはっきりしないが
その時はまた相談に乗って下さい」と、
お帰りになったように思います・・。
ご縁があってこの春から工事が着工しました。
増築といっても、平屋の新築になります。
最近平屋をご希望になる方が増えているように感じますが、
弊社だけが感ずることなのでしょうか?
工事は真夏までかかり、お引き渡しは8月末日となりました。
勿論このお宅も地中熱活用住宅です。
屋根が完成してしまうと、
工事中であっても真夏の日差しを 遮り、
既存住宅との温熱環境の差が
明らかに違うことが解っていただけたようでした。
工事を施工する者にとって、一番うれしい反応です。
真夏のお引き渡しとなったので、
多分この夏の太陽の熱が
床下に蓄熱されていると思われます。
地中の温度がほぼ一定に定まるまでには
普通2~3年かかるのですが、
平屋であることからも、
床下の温度が早めに
一定に落ち着くのではないかと思われます。
施工者も冬が待ち遠しいです。
住み心地を是非お聞きしたいと思っております。