長野市で地中熱を使ったあったかい家への「長期優良住宅化リフォーム」が完成し、
内覧会も終了致しました。
見学会当日にご都合のつかない方々には、一足先に建物内部をご覧いただきました。
細部にわたり使い勝手の良さそうな造りに仕上がっております。
なぜ、リフォームを考えたのですか?の質問に、奥様は、「私たち女性陣は(奥様とお母様)は新築を考えていました。住宅展示場もいろいろ見たりしたのですが、どの工務店も「新築」ばか勧めてきます。やっぱり壊すしかないと思っていました。」
「一番気に入っていたハウスメーカーは、内部の造りも使い勝手も、細部までこだわった造りになっていて、ここで決めようかと思っていました。」「でも、主人が【この家はしっかりしているのに、壊して捨ててしまうのはもったいないじゃないか! 】と、納得できなかったようなのです。」
他の工務店でリフォームの相談をしたようなのですが、なかなか思うような対応がもらえなかったこともあり、ネットで検索して「地中熱活用・断熱リフォーム」に行き着いたようです。
ご主人のこだわりの家が完成致しました。
リビング&ダイニング 奥まった壁の一部は磁石のパネルが張ってあり、備忘欄として書類を磁石で張りつけたり、家族へ当てたメモなど伝言板として、またIパッドやスマホの充電場所として等色々使えるようにしてあります。
南側和室は、床柱、襖、など全て以前の家のものを使用して趣のある落ち着いた部屋になりました。
襖を開けると中はクローゼットになっており、引き出しは2段、一段、二段と上がり一番上の棚に踏み台がなくとも手が届くようになっています。
パントリーは色々なものをストックでき、モノの出し入れが楽にできるように、手前の二本の棚はスライド式になっています。
右の写真はご主人の書斎。黒く波打っているように見える壁はシラスの新しい色合いで、照明により波間に月の光が広がっているように見え、幻想的です。
押入の中にもこだわりが。奥の塩ビの柱は地熱利用の配管です。夏には床下の冷えた熱を、冬の暖められた熱は天井から床下に吹き出す役目を持ったパイプです。
光りの関係でよく見えませんが、透明のパイプの中には夏と冬の風向きの違いが分かるようにリボンが入っております。T様邸を訪問されるとこの地熱の取り込み具合を目で見ることができます。
最後の写真は白くてわかりにくいですが(素人の写真なのですみません)、キッチンわきに造られた、便利棚(べんりだな~)なんちゃって・・。(笑)
使用しない時は降ろしておき、使うときだけ棚になる優れもの。
もっと色々なアイテムがあるのですが、今回はこの辺で。