解体2日目、
建物全体を見るとそれほど変わりなく見えますが、二階内部より解体が始まり最終的には二階部分を取り壊し平屋になります。
手前の南面サンルームがきれいに取り壊され、建物内部の障子やカーテン、建具などが取り払われました。
平屋は熱効率もよく、地中熱活用・太陽光発電・蓄電池と三拍子そろいながら、家の造りも外断熱の高気密・高断熱仕様となるため、完成後はゼロエネルギー住宅になります。
そもそもお施主様とのご縁の始まりは、真冬でした。
以前社長の友人が事務所を訪ねてこられた時のこと。室内のどこから来るかわからない暖かさと空気の軽さに驚き、それ以来すっかり「タイガハウス」ファンになってしまわれ、今では私達が説明するより詳しく説明できるまでになってしまったのです。(汗)
《友人の説明に熱が入ります》
そして昨年12月・断熱改修希望のお施主様(F様)をご紹介くださったのです。一生懸命地中熱の取り込み方法を説明される友人にF様は頷かれ、事務所の内部や床下温度を測定したりと建物内を体感くださいました。
この事務所は、築40年の建物で10年もの長い間誰も住んでおらず、年に数回窓が開く程度でした。ところどころ床が落ちて注意しながら歩いていたのが懐かしくもあります。
もともと自然環境を大切に考えていたF様は大賀の建物づくりに共感され、話はとんとん拍子に進みました。もちろんこの工事も国の定めた「長期優良住宅化リフォーム」となります。
人と人とのつながりにより信頼されるということのありがたさと同時に、責任の重さを感じています。この信頼を裏切らない家、長期に渡り気持ちよく暮らせる家をお渡しできるよう協力業者さん達と造り上げていきたいと思っております。
「二階から解体工事が始まりました。」
「二階壁内部のグラスウールの状態」
解体工事は始まったばかりですが、これから近隣の皆様にはご迷惑をおかけすると思われます。「お互い様ですよ」との言葉、有難うございます。
少しずつ長野市も涼しくなってきましたが、夏の疲れが出てくるころでもあります。皆様ご自愛ください。