Kさんのお宅の工事が順調に進む中、この日は約半日抜けさせて貰って、
内・外装の仕上げ材料でお世話になっている高千穂シラスさんの新商品説明会に松本へ。
毎回この材料を塗って貰っている左官屋さんと、
リフォーム用材料に興味があると言う内装屋さんと3人で行ってきました。
簡単にシラス壁の事について説明しますと、
火山灰シラスを主成分とし、色付の顔料はもちろん、ビス穴やボードの継目を埋めるパテに至るまで
100%自然素材の左官仕上げ材です。
火山灰シラスの粒子は、通常使われるセメントの粒子よりも多くの空洞や隙間があり、
調湿・消臭機能が高いとされています。
と、ご存知無かった方にも「何となく良さそう」と伝わったなら幸いなんですが、
個人的なおススメポイントは、なにより「感じが良い」事です。
見た感じ、触った感じ、光が当たった時の陰影とか、やっぱ貼りモノと違います。
ラインナップされている色も良い色揃ってます。
そんなシラス壁、弊社では度々外壁のそとん壁と内装では中霧島壁ライトを
使わせて貰っている訳ですが、今回新たにそとん壁風の内装材が出たそうです。
その名も中霧島壁ワイルド。
実際見ましたが、本当にワイルド感たっぷりな材料でした(笑)
ご存知な方は分かると思うんですが、ホントそとん壁を室内に塗る感じ。
塗り厚も通常の仕上げ材が1.5㎜~3㎜くらい、厚くても5㎜なのに対して
内装材にも拘らず8㎜というワイルドっぷり。
仕上げのパターンもそとん壁と同じで、掻き落としとかスチロゴテ仕上げの様に
表面を荒々しく仕上げると更にワイルドさが増すんではないでしょうか。
以前に内装の材料も「そとん壁みたいに塗れないんですか?」とお客さんに
言われた事が有りましたが、今後はそういったご相談にも対応出来そうです。
ご興味が有る方は、是非ご相談ください。
・・・ちなみに、一緒に行った内装屋さんに帰ってきて感想を聞いたところ、
本職がクロス職人な彼は「アウェー感がハンパじゃなかった…」と言ってました(笑)が、
彼のそういった、新しい物に挑戦しようとする姿勢は本当に尊敬出来ます。