コロナ禍の弟の結婚式に行ってきました
私には、3つ下に双子の妹と弟がいます。
年が近いこともあり、ここ2年間で3人全員が結婚しました。
兄弟で、集まった時には「このコロナ禍だし、式を挙げるのは中々難しいかな~?」と、話していましたが、コロナも少し下火になってきた頃、弟から「奥さんのためにも、結婚式をしたい。」と相談がありました。
この時期の挙式に対しては、きっと様々な意見があるとは思いますが、弟夫婦が決断したことは精一杯応援したいと思いました。
~結婚式当日~
控室で、初対面の相手方のご両親やご兄弟に「姉です。これからよろしくお願いします。」と挨拶をしてまわりながら、「今日初めて会った人とこれから家族になるって、結婚ってすごいことだな。」と感じました。
披露宴会場の自分の席に着くと、これから料理が運ばれてくるお皿の上に、何やら小さな袋が置いてあります。
【袋の中には、マスクケース・マスク用消毒液・手指用消毒液・除菌ウエットティッシュ】
そして、一人一人の席は透明のパーテーションで仕切られ、司会者からはなるべく声でなく「大きな拍手」で、お祝いの気持ちを表しましょう!というアナウンスも。
久しぶりに結婚式に出席しましたが、すべてがコロナ禍の結婚式ならではの光景でした。
両親への花束贈呈を撮るも、手前に感染対策のパーテーションが写り込んでしまう。
パーテーションの向こうには、一生懸命拍手する祖父母の姿。
そんな式場の万全な感染対策のおかげもあってか、家族内で体調不良の人が出ることもなく、結婚式から無事に数週間が経ちました。
コロナのため、私も妹もあきらめた結婚式でしたが、弟から感謝の花束を受け取り、涙する母の姿や、綺麗な花嫁さんの横で、緊張しながらも幸せそうに笑っている弟の姿を見たら、「弟夫婦が、結婚式を挙げてくれて本当に良かった。」と心から思うのでした。
兄弟が結婚し、それぞれの家庭を持ったことで家族が増え、これからもその輪が広がっていくことが、今はとても楽しみです。
新しい家族との出会いを大切にしながら、これまで自分たちを育ててくれた両親や祖父母に、もっと感謝しようと、あらためて思うことができた結婚式でした。