床の捨て貼りや壁のボード貼りが終わりだいぶ室内の感じも“家”っぽくなりました。
壁のボード貼りが終わると、再び大工さんに現場に入って貰い
今度は床や建具枠の取付といった仕上げの作業に入って行きます。
今回の床板はお客さんのご希望で、幅130㎜厚み15㎜の乱尺、無垢ブラックウォルナット。
乱尺の為1枚づつ仮置きして、床板どうしのつなぎの目地が
おかしな事にならない様に調整していくため、ムク床板貼りに想像以上時間が掛かってしまいました…。
写真の通りに大工さん達、きれいに仕上げてくれました。
最近は杉や唐松のフロアがメインだった為、久しぶりに黒みの床板使いましたが、
こういうのもやっぱり良いですね。凄く新鮮に感じました。
将来いい味出してくれそうです。
その後、大工さんが終わるか終らないかのタイミングで内装の仕上げの為のパテ補修。
今回室内は全て塗装仕上げとなっている為、塗装屋さんの仕事になって行きます。
内装がクロス仕上げの場合と違って塗装の場合、
ボードを留めるビスの頭や、ボード同士のつなぎ目の部分が表れ易くなってしまいます。
その為、パテ補修に気を使いますし、塗る回数も多くなります。
(クロスの場合大概2回塗りの所、塗装だと3回塗り)
ちなみに、今回は建具も塗装仕上げ。
内装もウチでは大体、左官仕上げかクロス仕上げが多かったので
個人的にいい勉強させてもらいました。
塗装仕上げ、これからウチでも多用しそうな気がします(笑)
想像以上にって言うと語弊がありますが、本当にキレイに仕上げてくれました。
お施主さんの引越しと、その後の工程の兼ね合いで
寝室~水回り~リビング・書斎・玄関といった順番で塗装屋さんに仕上げて貰い、
先に仕上がった寝室はこんな感じ。
いつもと一味違うテイストに仕上がりました。
引越しのタイミングに間に合わず、大物の荷物(冷蔵庫や洗濯機など)だけを
先に入れて貰うという苦肉の策で、お施主さんにはご迷惑お掛けしてしまいましたが、
ようやくココまで来れました。
この後、設備器具、電気器具の取付となり、いよいよ工事も佳境です。