地中熱住宅、新築基礎工事中の一コマ
先日、基礎のベース部分に生コンクリートを流し込む【打設】作業をおこなっていた時のことです。
生コン車が現場に出入りするので、安全のため一部区間を車両通行止めにして、歩行者や自転車の方には安全に配慮しながら通行してもらっています。
この日は気持ちの良い天気でしたので、近くの公園に向かうため多くの人たちが作業中の現場をながめながら、公園の方へと歩いていきました。
「ご迷惑をおかけしております。お気をつけてお通りくださーい!」と、現場の横を通行する方に声をかけていると、少し離れたところからじーっと現場の様子を見ている方がいます。私が挨拶をするとその方は、このような質問をされました。
Aさん:「今コンクリ流してる枠の内側にある白いのは、断熱材かい?」
私:「そうです。発砲プラスチック系の断熱材です。」
Aさん:「あれだと、枠外したら断熱材が外側にきちまうんじゃないかい?」
私:「そうなります。外張り断熱といって基礎から屋根まで外側から家を丸ごと断熱材で覆うんです。型枠を外すと基礎の断熱材はむきだしになるので、保護するためにモルタルを塗ります。」
Aさん:「へぇ~。そんな方法があるんだね。ここはよく通るから工事始まった時から、ずっと見ていたんだよ。」「家を建てるのを一から見るのはやっぱりおもしろいもんだね。また見させてもらうわ!ありがと~。」
と、笑顔で公園の方に歩いていかれました。
しばらくして、友達とウォーキングに行くという女性グループの中の一人の方が「先行ってて~。」と友達に伝えた後、私に声をかけてきました。
Bさん:「私ね~実は、10年前くらいに大賀さんで家を建てようか、他の会社で建てようか迷って他で建てたの。」
私:「あ!そうだったんですね!」
Bさん:「その家が、最近光熱費がかかりすぎて、時々暖房費を節約したりなんかしてるから寒いのよ。」「やっぱり、こういう地中熱みたいな自然にあるものを使う家にすればよかったかな~・・・なんて最近ちょっと思ったりもしてるの。」
その後も何人かの方に「地中熱って聞いたことあるけど、実際にどうするの?」などの質問があり、簡単に地中熱利用の仕組みをお伝えしました。短い時間だったので、簡単にしかお伝えできなかったのですが、「そんな家があるんだね~。」と知って頂けたようでした。
2月の後半から、本格的に始まった地中熱住宅の新築工事。
たまたま近くを通った人、毎日公園で散歩をするご近所の方々、以前から大賀を知っていた方、初めて大賀を知った方・・・色んな人が、それぞれ「地中熱の家」にとても興味を持ってくれているのだなと、実感した一日でした。
この新築工事を通して、これからも多くの方に「地中熱の家」が知ってもらえたら嬉しいなと思います。
今日は、基礎立ち上がり部分のコンクリート打設も無事に終了致しましたので、近いうちに大工工事も本格的に始まります。
現場の様子も、定期的にお伝えしていこうと思うので、お楽しみに!
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