地中熱の家 タイガハウス

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2017.11.20

まだ地中熱住宅を体感していない方へ・・

外断熱を強化する地熱住宅エコシステムは、

家全体の断熱を強化して、

暖房温度を低くする (18℃前後)ことで、

家の中の温度差を少なくするという

アイヌの住宅チセから発想を得て、

千葉県のエコホームズ㈱で完成されました。

 

冬の体感温度は、空気の流れが少なければ、

室温と周囲の壁などの表面温度との平均で決まりま す。

 

18℃前後の地中温度に包まれたエコシステムの住宅は、

日射のない夜も壁や床の表面温度が あまり下がらず、

床下地中とほぼ同じ温度レベルをキープできます。

 

今までの一般住宅では

壁や窓の表面温度が低いので、

室温を高くしなければ

体感温度を18℃程度に することはできなかったのです。

 

冬の間、暖房機を使用するのは、

「暖かくするため」ではありません。

 

夏から持ち越している床下地中を含めた

「家中の温度を下げないため」で、

1階の1台のエアコン(又は熱暖房機)を

18℃~20℃前後に設定して11月頃から 冬中連続運転します。

(長野県のような寒い地方では寒くならない頃がいい)

 

そして、春にエアコン(暖房機)のスイッチを切ります。

 

これが基本的な暮し方です。

 

この住まい方によって、

夏から持ち越している床下地中温度を下げずに

室温を支えるわけです。

 

日本の住宅の冬の住まい方は、

寒さを感じてから高温で暖房機を動かす「採暖」でした。

 

エコシステムは、

冬中室温を下げないための「暖房」を

ごく低温で継続して行います。

(この暖房の考え方が、

アイヌの住居「チセ」をヒントにした考え方なのです。)

 

冷えきってから暖房機をつける「簡潔採暖」よりも、

冷えないようにする「連続暖房」の方が

消費電力は、ずっと少なくすみます。

 

そして何よりも、

低温(18℃~20℃前後)でも寒くないため

結露することがほとんどありませ ん。

 

このようにエコシステムは、

自然で健康的な室内環境を実現できるのです。

 

私たちのテーマは

家族・住まい・地球が 「長生きするための家づくり」です。

 

「長生き」には3つの意味が込められています。

 1)      家族が健康に長生きするための環境を実現すること

 2)      住宅が長生きできる(長持ちする)ように、構造材を腐らせないこと

 3)      地球が長生き(地球温暖化防止)するため、高断熱・高気密住宅にすることです。

 

まだ地中熱住宅を体感していない方、この冬是非体感してみて下さい。